30代は楽しみがない?毎日つまらないときの9つの解決法と原因を心理学に詳しい筆者が解説 – Mistory[ミストリー]
人生の悩み

30代は楽しみがない?毎日つまらないときの9つの解決法と原因を心理学に詳しい筆者が解説

楽しみがない、毎日がつまらない、しんどいなど悩みを抱えやすい30代。仕事や人間関係、金銭的なストレスでみじめさを感じ、生活の質にこだわらない人も増えてしまいがちな人生の中年期とも言われています。そんな30代の危機を乗り越えるには、人生を楽しむ行動を起こしたり、考え方を身につけることが大切。そこで今回は、心理学に詳しい筆者が、毎日がつまらなくなったときの解決方法や原因を解説します。腰が重くても挑戦しやすい内容を厳選したので、ぜひチェックしてみてくださいね!

30代が「人生はつまらない」と感じやすい理由

30代で「人生はつまらない」と感じることは珍しくありません。そこでまずは、つまらないと感じる原因を細かくチェックしていきましょう。漠然とつまらないと感じるのではなく、原因を具体化すれば人生の見方が変化しやすくなりますよ。

新しいことの減少

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仕事や私生活が軌道に乗ると、人生に新しいことが起こりにくくなります。そのため、人生の見通しが先まで立ってしまい、同じことや予想のつくことの繰り返しになるのが「つまらない」という感情につながるのです。さらに新しいことを始める時間や体力も減るので、人生のリフレッシュが難しいのも事実。打開には新しいものを追い求める行動が必要になります。

周囲との比較が増える

30代になると、仕事や私生活に大きな変化が訪れやすく、自分を他人と比べてしまう場面が増えてきます 。周囲の活躍を目の当たりにすることで、「自分にはできない」と感じ、自信を失ってしまうこともあるでしょう。そしていつの間にか、「これが自分の限界だ」と思い込んでしまうことも少なくありません。大切なのは、他人の成功にとらわれすぎず、自分なりの人生を前向きに楽しむ意識を持つことです。

ミッドライフクライシスを感じている

30代には「ミッドライフクライシス」と呼ばれる、いわば第2の思春期のような心理的な揺らぎが訪れることがあります。これは30代後半から50代にかけて感じやすいもので、将来への不安や人生の行き詰まり、若さを失うことへの戸惑いなどが重なり、心のバランスを崩しやすくなるのです。もし、これまで楽しめていたことに喜びを感じられなくなっているなら、それはミッドライフクライシスのサインかもしれません。

30代の毎日がつまらないと感じるときの9つの解決法

それでは早速、30代で毎日がつまらないと感じてしまう場合に試してほしい解決法をご紹介します。忙しい毎日でも試しやすい簡単な方法を厳選したので、「毎日がつまらない」と強く感じている人はぜひ参考にしてみてください。

1:不安や悩みを書き出してみる

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漠然とした不安や悩みのせいで、人生に「つまらなさ」を感じていることがあります。そんなときは、まず心に引っかかっていることを紙に書き出してみましょう。思いを可視化することで、頭の中が整理され、少し気持ちに余裕が生まれるかもしれません。さらに、不安や悩みに具体的な言葉をあてはめていくと、もやもやした感情の正体が見えてきます。状況を客観的に把握できるようになると、自然と対策も立てやすくなるものです。

たとえすぐに解決できなくても、行動を起こすだけで気持ちは軽くなります。抱え込んでいたストレスが和らぐことで、人生に前向きな感覚を取り戻しやすくなるでしょう。

2: 「やらないこと」を決める

義務感だけで続けている人付き合いや、何となく見てしまうテレビ、完璧を求めすぎた生活管理など、思い切って「やらないこと」を決めてみるのもひとつの方法です。今すぐ取り組まなくても問題のないことは後回しにして、まずは「楽しむこと」を優先してみましょう。最初は、少し気が緩んでしまったように感じるかもしれません。

でも、人生を豊かにするには、何に時間とエネルギーを使うかを見直すことが大切です。意識的に優先順位をつけることで、自分らしい過ごし方が見えるでしょう。
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