今回は、嫌いな上司の特徴と上手な付き合い方、また、やってはいけないNG行為などを、10社以上渡り歩いた筆者が解説します。
- 嫌いな上司の特徴とは
- その1. 指示がコロコロ変わる
- その2. 相手によって態度が違う
- その3. 話を聞いてくれない
- その4. 仕事を押しつけてくる
- その5. 感情的になりやすい
- 嫌いな上司との付き合い方
- その1. 報連相を徹底する
- その2. 確認作業をしっかりやる
- その3. 相手に合わせる
- その4. 反面教師にする
- 嫌いな上司へやってはいけないNG行為
- その1. 無視する・態度に出す
- その2. 陰口を叩く・SNSへの書き込み
- その3. 面子を潰す
- 嫌いな上司がいるときのストレス発散方法
- その1. 同僚に愚痴を聞いてもらう
- その2. 趣味に没頭する
- その3. 会社以外の居場所を持つ
- 嫌いな上司とどうしても合わないときは
- その1. 上司の上司に相談する
- その2. 異動願いを出す
- その3. 転職も視野に入れる
- 嫌いな上司に期待せず、自分を変えることで前向きになろう
この記事の目次
嫌いな上司の特徴とは
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上司を嫌いだと思う原因はどこにあるのでしょうか。嫌われる上司に共通する特徴をご紹介しますので、自分の上司にあてはめてみてください。上司の特徴を分析することで、自ずと対策も決まってきます。上司とうまく付き合うには、まず上司を知るところからです。
その1. 指示がコロコロ変わる
「朝令暮改」という言葉があります。朝出した指示が夕方にはもう変わってしまう。その場の思いつきで指示を出しているのかと疑い、素直に従う気が失せてしまうでしょう。指示を受けたらその場でメモを取り、その指示の意図を確認することが大切です。もし指示が変わったとき、意図がどこにあるのかを質問することで、振り回されずに済むこともあります。
その2. 相手によって態度が違う
同じ部署で働く部員であるのに、一方に厳しく、一方には優しくといった態度を取る上司には困りものです。自分ばかり厳しく扱われたら理不尽に感じますね。自分の好みや、ヨイショしてくれる部下だけをかわいがる上司は信用を失います。冷たくあしらわれても気にする必要はありません。粛々と業務を行いましょう。
その3. 話を聞いてくれない
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業務のことで相談があるのに、「そんなことは自分で考えろ」と言って聞いてくれない上司がいます。自分で考えろと言われたから考えて提出すると、「なんで勝手なことをしたんだ」と叱られることも。いつも忙しそうにしていて、話しかける空気を作ってくれないのです。相談しても、しなくても怒られるのでは、やってられませんね。
その4. 仕事を押しつけてくる
本来上司の仕事であるものを、部下に丸投げしてくる人は最悪です。部下の業務量も把握せず、「これくらいできるだろう」と推量して仕事を押しつけてきます。上司の言い分は「期待しているから」というもの。本当に期待しているなら本来の仕事の成果を見て欲しいものですが、キャパを超えた業務を与え、できなければ「期待はずれ」と言われてはたまりません。
その5. 感情的になりやすい
たとえ期待した成果が出なかったときでも、頭ごなしに怒る上司は信用なりません。感情が一番に出て、分析をしようとしない人。大きな声を出す、机を叩くなどの行為はパワハラになりかねません。感情が爆発しているときは無理に反論せず、その波が去るのを待つしかないでしょう。人格否定のような暴言があれば、メモを取っておくことをおすすめします。
嫌いな上司との付き合い方
嫌いな上司の分析ができたら、付き合い方を考えていきましょう。どんなに嫌いでも上司は上司、自分の仕事の評価に関わることですので、慎重に付き合う必要があります。上司を替えてもらうことはできません。また、相手の性格や性質を変えることはできないため、変わるのは自分です。