スピリチュアル死について見えない力

人は死んだら地獄に落ちる?生前からできる地獄に行かないための8つの方法をスピリチュアル好きの筆者が解説!

キリスト教における地獄

ハデス(煉獄):罪人を炎で浄化しながら最後の審判が行われるまで待機させる
ゲヘナ(地獄):最後の審判で罪人だと認められた者が落ちる過酷な世界

イスラム教の地獄

中東を中心に信仰されている「イスラム教」では、死者の魂は善悪関係なく一旦冥界の「バルザフ」に向かうと言われています。そして唯一神アラーによる審判が行われる日まで待機し、天国行きか地獄行きかが決定されるのです。この流れはキリスト教の死後の世界と非常によく似ていますよね。この審判の日が訪れた時、天使は一斉にラッパを吹いて人類全員を気絶させ、世界は終焉を迎えます。

そして審判で振り分けられる天国は「ジャンナ」、地獄は「ジャハンナム」と呼ばれ、2つの世界は他の宗教と同じく正反対。天国では多くの楽しみや幸せに囲まれ、地獄では耐え難い苦しみを受け続けると考えられています。

イスラム教における7階層の地獄

第1階層ハーウィア:信仰心のない者が落ちる地獄
第2階層ジャヒーム:多神教徒が落ちる地獄
第3階層サカル:ゾロアスター教徒が落ちる業火の地獄
第4階層サイール:サービア教徒が落ちる燃え上がる火の地獄
第5階層フタマ:ユダヤ教徒が落ちる砕く火の地獄
第6階層ラザー:キリスト教徒が落ちる火の地獄
第7階層ジャハンナム:イスラム教徒が落ちる火の地獄

地獄に行かないための8つの方法

ここからは、死後に地獄へ行かないために今世でできる8つの方法を紹介していきます。意識するだけでも簡単に日常へ取り入れられる方法ばかりなので、ぜひチェックしてみてくださいね。

1:各宗教で推奨する方法を実践する

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自分が信仰している宗教、または身近で思想に共感できると思える宗教の定めている規律を守って生活することで、地獄行きを回避できます。日本であれば仏教やキリスト教などの教えに従い、破ってはいけないこと、日頃から心がけることなどを意識してみましょう。

特に仏教であれば誰でも簡単に僧侶の方の説法を聞くことができたり、本で詳しく学んだりできるため、無宗教の人は参考にしてみると良いかもしれません。宗教にのめり込むというよりも、徳を積む生き方を学ぶつもりで試してみてください。

2:日々善行を心がける

これはどの宗教においても共通することですが、生前に善行を心がけていると死後の審判で評価してもらえます。仏教でも転生先を決める審判が行われ、そこで生前の行いを確認されるため、善行を心がけていると地獄行きを回避できるでしょう。

善行と言うと何か大それたことのように思うかもしれませんが、家族や友人などの周囲の人に親切にする、できる範囲で他人を助ける、などの行為でも十分な善行になります。些細なことでも日々誰かを助けたり、幸せを願ったりするだけで良いので、ぜひ心がけてみてください。

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