人と異なる部分も大切にして生きている筆者が、人に合わせるのが苦手と感じる3つの原因、そして「どうしたらよいの?」に答える3つの対処法をお伝えします。
人に合わせるが苦手と感じる3つの理由
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人に合わせるのが苦手と感じるのはどうしてでしょう?ここでは「どうして苦手と感じるのか?」に焦点をあてて代表的な3つの原因をお伝えしていきます。苦手と感じること自体に疑問をもちましょう。
理由その1:「みんなと同じが大切」の価値観をもっているから
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「みんなと同じにしよう」と周囲の人に合わせることを大切に考える人がいます。優しさが感じられて素敵です。「みんなと同じじゃ嫌だ」と自分の主張を大切にして生きる人もいます。強さが感じられてそれも素晴らしい。「みんなと同じにしたい」と考えるけれど出来ない。…なんだか生きづらさそうです。
人の生き方には相性があります。もしあなたに人と合わない部分があるのなら。「みんなと同じ」という生き方が合わない人ということです。その価値観だけが正しいと思うから「人に合わせなくては」という発想が生まれるのではないでしょうか。同じではない人が同じになったら不気味ですし、なかなかむずかしいことだと思いますよ。
理由その2:周囲に「こうすべき、ああすべき」な人が多いから
日本には人間関係において3大モンスターが存在しています。それは「みんな」「普通」「常識」という姿かたちのないもの。「みんながそう言っている」「普通はそうでしょう?」「それって常識だよね?」。モンスターを操り、自分の価値観を押し付けてくる人もいます。ですが海を越えて異国に行ってみれば、その価値観はまったく通用しないことも。
あなたの周りに「こうすべき、ああすべき」という言葉を連発するモンスター使いはいませんか?そのモンスターに包囲されてしまうと不思議と「何かが違う自分がおかしいのか?合わせなくちゃいけないのかな?」と自分を押し殺してしまうことも。みんな、普通、常識…それ本当?疑問をもちましょう。
理由その3:目立つことを恐れて自分を出せないでいるから
協調性や謙虚が日本ではよしとされています。ある日本人のフラメンダンサーは「スペインの舞台で、素晴らしい!と関係者に褒められたら堂々と「ありがとう」と言うけれど、日本では「いえいえ、それほどでも。と謙遜の態度を見せる」と言っていました。その話をきいてそうそう!と思ったものです。筆者自身もは欧米人と接する時に自然体の自分を出してみると「他の日本人と違う!」と好待遇となり、日本で同じようにすると「生意気だ」と言われたことが。
日本には、たくさんの良いところがあります。住みやすいし気配り上手な人が多い。ですが特に女性は協調性や控えめな態度を求められる風潮なので、自分を出しずらい文化。もっと自分を出してもよいのでは。
人に合わせない方法で生きるための3つの対処法
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人に合わせないで生きていく方法は?→あります。筆者は実践していますし仕事でもプライベートでも問題が起こっていないですよ。だからみなさんにも3つのご提案してみたいと思います。
対処法1:思いやる気持を忘れなければ大丈夫
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人に合わせないってどんな態度?例えば、複数で食事に行ったときに全員ビールを頼む中で一人だけ日本酒をオーダーする。けっこうじゃないですか。「好きなお酒と会話を楽しむ気持ち」があれば。人様の語りに耳を傾けながらしっぽり飲んでもよし。好きなお酒の種類や飲み方は人それぞれぞれです。他の人が「この映画好き」と言っている中で「私は●●な理由で好きになれなかった」と自分の感想を言う。素晴らしいじゃないですか。「相手の好きな映画を尊重する気持ち」があれば大丈夫。互いに「そんな受け止め方があるのか」と新たな発見があるでしょう。
人と異なる自分を打ち出しながら折り合いをつける。そこに「思いやり」があれば、その気持ちが自然と言動に表れます。無理に人に合わせる必要はないのです。
対処法2:異文化に触れて違いを楽しむ経験を積む
筆者はかつては「わたくしなんて…」という自己卑下風の言葉が口癖でした。それが上手く生き抜く知恵だと思っていたのです。ですがアメリカ人の友人に「わたくしなんて…」と言ったとたん「なんでそんなに自分を卑下するの!そういうところは嫌い!」とものすごい剣幕で言われてしまいました。そこでハッと気づいたのです。「日本では問題ないことも海外ではそうでないこともある」。異なる文化では人の評価はガラリと変わることもあるのです。
国際交流をしてみるのはいかがでしょう。異なる文化のフィルターを通して自分をみる機会をもつことです。違いを楽しむことの経験が、あなたの人生を豊かにするでしょう。