対処法3:おかしいと思うことには毅然と対応する
あなたが合わせようと思っている対象はどのようなもの?世の中には「合わせてしまったら大変ですよ!」な環境だってあります。例えば心無いこき下ろしや悪口がまん延する集団。理不尽なパワハラや偽装が横行する会社組織。心を萎縮させる人格否定や罵声が飛び交う家庭。まともな感覚の人には合わないのが自然なことです。おかしいと思えた場合は毅然と対応しましょう。その時にあなたはその中では少数派となるので、あなたが「おかしな人」とされることも。その場では損をする可能性は高いです。
ですが「迎合せず自分を貫いた」といった経験は、長い目でみた場合はよいことしかありません。おかしいなと思うことに毅然な対応をした履歴は、あなたの自信となり人生の財産となりますよ。
人と異なることについて考えることのできるおすすめ本3冊!
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「機動戦士ガンダム」(1979年)の代表作で知られる、アニメの監督の富野由悠季氏。今までのお決まりのパターンをやぶるアニメ作品を創り上げてきたことでも有名です。「海のトリトン」では最後に善と悪がひっくり返る。「機動戦士Zガンダム」では主人公が最終話で精神崩壊。もし富野氏が当時のアニメ界の空気を読んでいたら、善は善、主人公はハッピーエンドの結末になっていたかもしれません。人に合わせないということは、新しい何かを生み出すことでもあるのです。
最後に「人と異なる部分を大切にする人」による濃厚な書籍を3冊をご紹介します。
おすすめ1:自分の中に毒を持て/岡本太郎 薯(青春出版社)
おすすめ2:「違うこと」をしないこと/吉本ばなな 薯(KADOKAWA)
おすすめ3:エコラム/リリー・フランキー薯(マガジンハウス)
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