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公認不倫とは?メリット・デメリットを含めて人生経験豊富な筆者が解説

不倫と言うとどうしてもマイナスイメージが付きまといます。しかし、世の中には「公認不倫」というものがあることをご存じでしょうか?あまり信じられるものではありませんが、この公認不倫を実践しているカップルがいるというのですから驚きです。そこでこの記事では公認不倫がどんなものなのか、それにはどんなメリット・デメリットがあるのか、人生経験豊富な筆者が解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

公認不倫とは?

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一般的に、不倫にはあまり良いイメージがありませんが、公認不倫は少々意味合いが異なり、夫婦の間で一定の合意に基づいた新しいカップルの関係として注目されています。では、具体的に公認不倫とはどのような夫婦の関係なのか、詳しく解説しましょう。

1.お互いの合意のもとパートナー以外と恋愛や肉体関係を持つこと

公認不倫は「お互いの合意のもとパートナー以外と恋愛や肉体関係を持つこと」を指しています。夫婦間の信頼関係を崩すことなく、お互いの自由と幸せを尊重しつつ、ほかのパートナーを作るという、これまでなかった夫婦関係と言ってもいいかもしれませんね。

2.別名・オープンマリッジ

公認不倫は、別名「オープンマリッジ」とも呼ばれています。この言葉からはネガティブなイメージはなく、ポジティブな感覚で開放的な意味合いというのが伝わってきますね。「公認不倫」という言葉には、マイナスイメージがつきまとう「不倫」という言葉が含まれていますが、これまでのドロドロした関係とは一線を画して、相互の合意と理解の上に基づいた関係になるのです。

公認不倫が起きる理由

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不倫や浮気は、社会的に認められたり許されたりするものではなりません。しかし、近年は夫婦の間でなぜ「公認不倫」が認められるようになったのでしょうか?この新たな関係が生まれる理由を見ていきたいと思います。

1.セックスレス

公認不倫が生まれてくる理由の1つには、セックスレスが考えられます。夫婦の多くが直面する問題で、仕事からくるストレスや子育てによる疲れ、もしくは性的欲求の不一致など、色々な原因があるでしょう。中でも女性が出産したあとに性欲が低下することで男性の欲求不満が高まっていくというものがあります。その結果、パートナーの性的欲求を満足させるために、公認不倫という選択が生まれてくるわけです。しかし、相手に対する愛情を失っているわけではないので、離婚の選択はありません。むしろセックスレスによる不満を解消することで、夫婦関係が良好になるケースもあるといいます。

2.パートナーを受け入れられない

2つ目は「パートナーを受け入れられない」というものがあります。家族としての愛情は残っているものの、異性として見られなくなるのです。仕事を終えて帰宅してから育児に追われている妻に、女性としての興味を覚えなくなることも多い傾向にあります。女性からすると、疲れている状態で夫に求められると、それだけで苦痛に感じてしまうこともあるでしょう。そのため「性欲は外で吐き出してほしい」という考えに行き着き、公認不倫につながっていきます。不倫や浮気が原因で家族が破綻するよりも、お互いの浮気を認めることで良好な夫婦関係を保つことを望む夫婦が多くなっているのです。

3.仮面夫婦

公認不倫の中には「仮面夫婦」という姿もあるかもしれません。家族としての愛情があるうえで肉体関係を持たずに不倫を公認するのではなく、すでに夫婦関係が破綻しているケースです。離婚せず仮面夫婦を演じているのは、世間体を気にしていることが多い傾向にはあるものの、できちゃった婚などで結婚当初から愛情そのものがないという場合も、仮面夫婦化していることがあります。また、子どもに愛情を注ぎたいがために仮面夫婦を演じているケースもあり、お互いの浮気を公認することで夫婦関係を維持させることを選択しているのかもしれません。

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