筆者も「真面目だね」と言われ続けてきましたが、そう言われることが嫌でした。「真面目=おもしろくない」と言われている気がしたからです。この記事では、真面目な人が嫌われる理由と、真面目すぎることが弱点になる可能性について解説します。
- 「真面目な人」のイメージは?
- その1. 堅物(かたぶつ)である
- その2. おとなしい・物静か
- その3. 服装・髪型がダサい
- 真面目な人が嫌われる理由
- その1. かしこまっていて疲れる
- その2. 冗談が通じないからおもしろくない
- その3. 融通がきかなくて面倒くさい
- その4. 頑固で自分が正しいと思っている
- 仕事で評価されるのは真面目な人
- その1. ルールを守って取り組む
- その2. きちんと計画を立てて遂行する
- その3. 責任感が強く最後までやり抜く
- 真面目すぎることは弱点にもなる
- その1. 完璧主義で仕事が遅くなる
- その2. 常に気が抜けない
- その3. 人に頼れない
- 適度に真面目、適度に不真面目に人生を楽しもう
この記事の目次
「真面目な人」のイメージは?
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初対面でも、「真面目そうな人だな」という印象を持つことはありますよね。『人は見た目が9割』という本もあるくらいですから、見た目から受けるイメージはかなり大きいです。反対に、「真面目な人」と聞いて思い浮かべるのはどういう人でしょうか。
その1. 堅物(かたぶつ)である
堅物とは、頑固で融通がきかない人のことです。いつもムスッとしていて、あまり笑わないようなイメージもあります。真面目を通り越して、厳しくて融通がきかない、自分の考えを曲げない人という印象です。
冗談が通じないので、絡みにくい、付き合いにくいと感じるでしょう。
その2. おとなしい・物静か
口数が少なく、声も小さいイメージです。静かに構えていて、無駄話をせず、控えめな人。軽口を叩いてもリアクションが小さく、あまり話さないので何を考えているかわかりません。扱いにくいと感じるでしょう。
その3. 服装・髪型がダサい
黒髪、メガネ、ビシッとスーツを着た人。言葉から持つイメージを絵に描いたような人を思い浮かべていませんか。服装や髪型が地味で、野暮ったく、遊びがない、生真面目なタイプ。いわゆるダサい人というイメージに重ねています。
真面目な人が嫌われる理由
言葉のイメージからもわかるように、付き合いにくい、扱いにくいという理由から真面目な人が嫌われる傾向があるようです。なぜそんなに嫌われなければいけないのか、もう少し具体的に見ていきましょう。
その1. かしこまっていて疲れる
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上下関係や言葉遣いに厳しく、くだけた会話ができません。些細なことでもかしこまって話をするので、気を遣って疲れてしまいます。常に堅い敬語で接していると距離も縮まらず、話しかけるのも面倒になってくるでしょう。
こちらも相手に合わせて真面目にかしこまらなければいけないような、真面目を強要されるような感覚になってしまうのです。
その2. 冗談が通じないからおもしろくない
ちょっとした冗談を言っても、「それは違いますよね」「本当は○○ですよね」と正論で返されます。こちらはそれが正解だとわかっていても、ふざけたい、逃げたいという気持ちで冗談に昇華しようとしているのです。その思いをへし折られるようで、つらくなります。
ふざけること、逃げることを許さないという真面目さは窮屈で、おもしろくありません。