真面目すぎることは弱点にもなる
真面目な人は素晴らしいですが、その真面目が度を越すと、厄介なことになりかねないのです。真面目を貫こうとすると、弱い一面も出てきてしまいます。真面目がマイナスイメージを持たれてしまうのは、その弱点が原因かもしれません。
その1. 完璧主義で仕事が遅くなる
完璧主義者は、自分の理想通りの結果が出ない時、そこから先へ進めなくなってしまいます。完璧なはずの計画にほころびが出て、その原因がわからない場合。ある程度は妥協して、仕事を完成させることを優先すべき時もあります。しかし真面目さゆえに妥協を許せず、結果的に仕事が遅くなってしまうのです。
その2. 常に気が抜けない
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真面目な人は周りからの評価も高く、常にきちんとした人と思われています。また、自分にもそれを課しているため、気を抜く暇がありません。
人間ですから緊張がゆるむこともあれば、だらだらしたいときもあります。しかしその姿を見せたくない、見られたくないのです。弱い面を見せられないことこそが、弱点と言えるでしょう。
その3. 人に頼れない
責任感が強いので、全て自分で抱え込んでしまいます。周りからできる人だと思われているため、一人でなんでもできるのだと、自分に呪いをかけているのです。
本来人は助け合って支え合って生きています。一人で解決できないことは頼るべきなのに、それができません。人に頼ることを恥とでも思っているのでしょう。
適度に真面目、適度に不真面目に人生を楽しもう
「真面目な人」という言葉にはあまり良いイメージを持たれていないことがあります。しかし、それは真面目さの度合いにもよるものでしょう。仕事には真面目に取り組み、仲間内では適度に力を抜いて、というのが理想です。
真面目すぎる人は、仕事で100%の力を発揮しようとするでしょう。しかし、身体に力が入っていると高く跳ぶことはできません。少し脱力したほうが、ここぞというときに力を出せるのです。
真面目も良いですが、適度な不真面目もできるようになっておきましょう。そのほうがきっと、人生が楽しくなりますよ。