人生の悩み人間関係

自分のことを話せない…自己開示が苦手な原因とは?曝け出すメリット・対処法を秘密主義だった筆者が解説します

自分のプライベートを話すことが苦手な人っていますよね。実は筆者もその一人でした。
休日に何をしているか、どこに住んでいるかなど、なんでもないような情報でも、人に言いたくない、知られたくないと思っていたのです。その原因は過剰な自意識によるところが大きく、経験や訓練により克服できました。
この記事では自己開示が苦手だと感じる原因をご紹介します。そして自己開示によるメリットや対処する方法を、かつては秘密主義で自己開示が苦手だった筆者が解説します。

自己開示が苦手な原因7つ

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自己開示とは、自分の情報を相手に話すことです。そこに意図はなく、ありのままに伝えることを言います。たとえば出身地は福岡県です、と伝えた場合、誤解のされようがありません。しかし、聞き手がその土地に持つイメージによっては、その人自身へのイメージに結びつくこともあります。

その1. 警戒心が強い

人に対する警戒心が強い人は、うかつに自分の情報を漏らしません。情報漏えいを本気で恐れているわけではありませんが、それを聞いてどうするの?と想像してしまうのです。教えた先に何が起こるか、悪い方、悪い方へ考えてしまいます。

誤解を恐れ、他人を恐れている人は、できる限り自己開示を避けているのです。

その2. 恥ずかしがり屋である

相手の反応が気になって、自己開示ができません。どこの美容院に行っているか聞かれたとき、地元の小さな美容院と答えるのが恥ずかしいのです。都心の有名店であれば堂々と答えられるのに、と思っています。

さらりと聞き流して欲しいことを、少し大きな反応をされるかもしれないと恐れているのです。相手の反応そのものより、反応を想像して恥ずかしくなるので言えなくなります。

その3. 人見知りである

人見知りの人はそもそも人との会話が苦手なので、自己開示もできません。自分の情報を話したとき、そこから会話が広がるかどうか不安なのです。自分からは話せないので、相手に話して欲しいと思っています。

自分のこととはいえ、何をどう話せばいいかわからず、つい黙ってしまうのです。

その4. 内向的である

性格が内向的な人は、興味が自分の内側に向いている人です。そのため自己開示の必要性を感じておらず、他人にもあまり関心を持っていません。

マイペースで、自分のリズムを乱されたくないため、雑談や会話自体を苦手と感じている人も多いです。相手の情報を知りたいと思わないので、自分の情報も教えたくありません。

その5. 自己評価が低い

自己評価が低く、自分に自信がない人は自己開示をしたがりません。自分の情報なんかに興味がないだろう、聞いてもつまらないだろうと思うため、言いたくないのです。

自信がないことの裏返しは、評価されたいという欲があります。単なる情報である以上の価値を見出したい、見出されたいと思っているのです。

その6. 口下手である

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自己開示が苦手というより、話すこと自体が苦手です。自分のことなのに、うまく伝えることができません。自分の情報を言うだけなのですが、何をどう話せばいいかわからないのです。

そのため自然と無口になり、何を考えているかわからない人、得体の知れない人と思われてしまいます。

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