人生の悩み人間関係

人の幸せが喜べないのはなぜ?6つの原因とその対処法・今すべきことを幸せについて真剣に考えてきた筆者がお伝えします

人の幸せが喜べないとき。きっとあなたの心は自分を惨めに感じていたり、こんな風に感じるべきではないと罪悪感を抱いてしまっているかもしれません。少なくとも、自分自身が幸福を感じていないと思います。それは苦しい状態なのではないでしょうか。本記事では幸せについて真剣に考えてきた筆者が、人の幸せが喜べない時の原因や対処法を分かりやすくご紹介していきたいと思います。

人の幸せが喜べないのはどんな時?

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そもそも幸せとはどのようなことを言うのでしょう?お金があって豪邸に住んで何不自由することなく暮らせることを幸せと考える人もいますし、大切な友だちやパートナーに出会えて心が満たされていることを幸せと感じる人もいます。人によって定義が異なり実体のない「幸せ」。人の幸せが喜べないことには様々な理由があります。

その1.自分より相手が優秀に思える時

才能や能力があることに満足感を得る方は自分より相手が秀でていると感じた時に劣等感が刺激されて、嫉妬したりイライラすることもあることも。自分も努力したり頑張っていたのに。そう思うとなおさら現実を受け入れることは難しくなるでしょう。

そのような時には相手が優秀であって認められたり評価されているのを目の当たりにすると、自信を喪失したりしてなかなか相手の幸せを願えないものです。

 

その2.相手が自分が満たせていない願望を満たした時

本当は楽をしてお金を稼ぎたい。
本当はもっと自由に生きたい。
本当はあの人と恋愛を成就したかった。

自分の中にあった「本当は…」。それを他の誰かが実現しているのを目の当たりにした時に、惨めな気持ちになってしまうもの。自分の惨めさを感じないようにするために無自覚に相手を批判したり攻撃してしまうこともあるでしょう。そのような時には幸せなあの人に対して不幸を願ってしまうかもしれません。

例えばネットでは人様の言動に対して攻撃的なコメントをされる方がいますが、多くはこのタイプなのではないでしょうか。

その3.自分より相手が恵まれていると感じた時

育った環境、住んでいる場所、もって生まれた容姿。自分とあの人の一部分を比べてみると相手がもともと自分より恵まれていると感じることもあるでしょう。他にはあの人は自分より勉強や仕事をする環境に恵まれている、自分より豪華なマンションに住んでいる、自分より成功するチャンスに恵まれている。

他人の輝きばかりを意識しているとそのような情報ばかりに気持ちがいくこともあるでしょう。周りの人と自分を比較し始めるときりがありません。

人の幸せが喜べないのは何故?6つの原因と対処法

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人の幸せが喜べない基本的な原因は、相手に焦点をあてて人の幸せばかり意識してしまうから。もし幸せを喜べないことに罪悪感を感じてしまうのはあなたに良心があるから。そのように感じるのは「大切にされていない自分」なのではないでしょうか。

人の幸せが喜べないときほど自分を労わり、自分の生き方や考え方に目を向けるようにしましょう。

その1.なにごとも上手くいかない状態である→状況改善の行動

自分で努力しているつもり。頑張っているつもり。それでも上手くいかないこともあるでしょう。また気力がなくて頑張れないという状況もあるかと思います。そのような時は自分がいっぱいいっぱいになってしまって心に余裕がないことも。

まずはちょっと一息入れて物事をみるときの方向性を変えてみましょう。ご自身が努力してきたこと、頑張ってきた過程にも目を向けてみるのがおすすめです。今は結果が期待と違っていたものになっただけ。もし上手くいかないことの原因があるのなら状況改善の行動を起こしましょう。自分の思考の中で不満をもってくすぶっていても何も変わりません。

その2.ものごとの一面しか見ていない→想像力を働かせる 

円満な家庭に見える相手だって家に帰れば仮面夫婦かもしれません。お洒落して輝いているあの人だって誰かから嫉妬されたりしてひどいことを言われているかもしれません。人生輝いて見える人だって過去には辛い下積み時代があったかもしれません。

表面は輝いているように見えるけれど実は大変なことだってあるのかもしれない。誰かの幸せが眩しすぎると感じた時には、その裏側で起こっているかもしれないことがらに対しても想像力を働かせてみましょう。

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