そのストレスは放っておかず、できる範囲で対処しましょう。家族のことだからと一人で我慢する必要はありません。独立して家を出ているなら、実家に縛られることなく自分の生き方を探してください。今回は実家で感じるストレスの原因と対処法を、実母と同居している筆者が解説します。
- 帰りたくない!実家で感じる5つのストレス
- その1. 親が過干渉である
- その2. 生活リズムが合わない
- その3. 話が合わない
- その4. お互いに気を使っている
- その5. 価値観の相違
- 実家でストレスを感じる原因
- その1. 兄弟姉妹と比べられる
- その2. 金銭トラブルがあった
- その3. 家族の仲が悪い
- その4. 子どもの頃にかわいがってもらえなかった
- 実家にストレスを感じたときの対処法
- その1. 友達に話を聞いてもらう
- その2. 外に出てリフレッシュする
- その3. 部屋にこもる
- ストレスの原因を見極めよう
- その1. 親に甘えていないか
- その2. 家族以外のストレスはないか
- その3. 自分で解決できることはないか
- 実家のストレスはよそから見てもわかってもらえない
この記事の目次
帰りたくない!実家で感じる5つのストレス
実家で感じるストレスが、単純にすきま風が寒いとか、自分の部屋がもうないとか、物理的なことならさほど深い悩みにはならないでしょう。家族と接したときに感じるストレスは精神的なものです。自分が何にストレスを感じているかを考えてみてください。
その1. 親が過干渉である
社会人になって家を出ているのに、「ちゃんとご飯食べてる?」「生活費は大丈夫?」「将来のこと考えてるの?」など、いちいち口を出して来るとストレスを感じます。心配してもらえるのはありがたいですが、一人前として扱われていないことに不満を覚えるのです。何を聞かれても「大丈夫だから!」と強く返してしまいます。
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その2. 生活リズムが合わない
一人暮らしをしていると、自分の自由な時間に寝起きし、食事を取り、お風呂に入れます。実家にいると家族に合わせなければならないため、自由がなくなると感じるでしょう。自分のペースで動けないことがストレスとなり、せっかく実家にいても早く一人の部屋に戻りたくなります。
その3. 話が合わない
自分も社会人となり、親がまだ現役世代であっても、そこには世代間ギャップがあります。社会人たるものこうあるべき、という話をされても、もう時代が違うよと思うこともあるでしょう。
離れて暮らしていると普段の生活圏も異なるため、共通の話題も少ないです。話が合わないため、一緒にいても話すことがなく、ストレスを感じます。
その4. お互いに気を使っている
親子であっても別人格の他人です。互いに気を使い合う関係は良いものですが、気を使いすぎてストレスになることもあります。言いたいことがあっても言えず、相手が何を欲しているかわからない。もともと距離の近くない関係であったなら、離れて暮らすことでますます踏み込めなくなっているでしょう。
その5. 価値観の相違
社会人になって行動範囲が広がり、様々な人に出会うと自分なりの価値観が形成されてきます。子どもの頃は親の価値観を受け入れてきていたとしても、大人になってそれは違うと気づいたとき、ストレスになるでしょう。
結婚してこそ一人前だとか、正社員で安定した仕事をすべきだとか、そういった価値観を受け入れられなくなったとき、親と顔を合わせることが嫌になります。
実家でストレスを感じる原因
自分が大人になったからこそ生じるストレスであれば、自分の変化として受け止めることができるでしょう。しかし、実家そのものに原因があれば問題は少し根深くなります。家族、親兄弟に原因がある場合を見ていきましょう。