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雑談にはメリット多数!苦手な原因を知って無理せず改善する方法を人見知りだった筆者が解説

顔なじみ程度の人とエレベータで二人きりになって、気まずい沈黙がおとずれた経験はありませんか。気軽に雑談できる人なら、思いがけない共通点を見つけたり新しい情報を得られたりできたかもしれません。雑談にはメリットがあります。なぜ自分が雑談を苦手と感じるのか、その原因を知り克服しましょう。無理のない改善方法もあわせて、人見知りで雑談が苦手だった筆者が解説します。

雑談の意味・メリットとは

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雑談することで得られるメリットは多いです。雑談を苦手と感じる人は、そのメリットに目を向けて見ましょう。雑談に意義を見出だせれば、自然と雑談に前向きになれます。ビジネスの場でも必要になる雑談力は、どう生かせるのでしょうか。

その1. 人間関係を良くする

会話をすることで相手の人となりを知ることができます。ビジネスの関わりや同じコミュニティにいる人であれば、知らない人と一緒に行動するのは不安です。

最初から深い関係を作る必要はありません。話し方や笑いのツボなど、互いのちょっとしたことを知るだけで、かなり心を開けるのです。雑談は相手に安心を与え、人間関係を良くする効果があります。

その2. 気分転換・ストレス発散になる

じっと押し黙っていると、知らないうちにストレスがたまっていきます。頭の中のもやもやは言葉にすることで整理され、新たな考えや解決策が生まれることも。

人と話すことは、たとえ重要な話題でなくても脳が刺激されます。気分転換にお茶やコーヒーを飲むように、少し人と会話するだけでストレスを緩和できるのです。

雑談が苦手な人の特徴

雑談を苦手とする人には共通点があります。雑談は一人ではできませんので、相手にも苦手は伝わっているでしょう。顔を見ただけで「話しにくいな」と感じることもありますよね。その特徴はさまざまですが、どこか独りよがりなところがあります。

その1. 気を遣いすぎる

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相手がどんな話題を喜ぶのか、何が好きで、どんな話なら盛り上がれるかを考えすぎた結果、何も言えなくなってしまうのです。雑談というのは大体短い時間で終わるので、それほど考え込む必要はありません。深い話ではなく、その場だけの楽しい会話ができればいいのです。しかし、苦手な人ほど気を遣いすぎる傾向があります。

その2. 自分に自信がない

自分に自信がないため、自分のことを話せません。質問されても「はい」か「いいえ」で終わってしまい、会話が続かないのです。「私の話になんか興味がないだろう」と心を閉ざしているのかもしれません。

しかし雑談の場合、相手はそれほど深くあなたを知りたいとは思っていません。会話のノリで、軽く答えてもらいたいだけなのです。

その3. 自意識過剰でプライドが高い

プライドが高い人は雑談を嫌います。雑談の時間がもったいない、あなたと雑談してもメリットがない、と思っているのです。実のない会話はしたくないのでしょう。

しかし雑談を嫌う人は周囲から相手にされないだけです。本人は嫌われても構わないと思っているようですが、それは自意識過剰というもの。嫌うまでもなく、興味を持たれていません。

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