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当人が解説!過干渉に育てられた人・親の特徴8個と対策の方法

あなたはお母さんやお父さんにどのように育てられたでしょうか。その育て方はあなたの人生にどのような影響を与えているでしょうか。もしかしたら過干渉な育てられ方をしているのかもしれません。
本記事では過干渉に育てられた人の特徴、過干渉な親の特徴について解説しています。自分や親が特徴に当てはまっていないか確認してみましょう!

過干渉ってなに?

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まずは過干渉の意味から確認してみましょう。過干渉とは名前の通り干渉が行き過ぎていることです。具体的には、親が子供のやることや考え方などに必要以上に干渉していることを指します。子供の考えをその考えは違うと親が決めつけたり、子供の行動に必要以上に親が干渉してくるのですね。

子供が小さい時に、正しい考えや行動を教える事は必要なのですが、過干渉は必要以上に親が全てを管理します(支配ともいえるかもしれません)。過干渉では「必要以上に」ということがキーワードです。親が必要以上に子供を管理することで子供の自立心が育たなくなってしまいます。

過干渉と過保護の違いは?

ここで過干渉と過保護の違いについて確認してみましょう。過干渉と過保護は似ているようで全く違うものなので注意が必要です。まず、先ほど解説したように過干渉とは親が子供の考え・行動を必要以上に管理する事でしたね。子供の考えや行動を認めるということはしません。

それに対し過保護は、親が子供の面倒を必要以上に見ることを指します。子供の考え・行動は否定せずに全て受け入れるのです。子供の考えや行動が正しいのかどうかということは関係ありません。このように過干渉は子供の考え・行動を無理やり変えてしまう、過保護は子供の考え・行動を変え過ぎないという違いがあります。

過干渉に育てられた人の特徴5選

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過干渉は子供側と親側でそれぞれ異なる特徴をもっています。ここでは子供側の特徴について解説していますので、自分は過干渉に育てられたのかな?と悩んでいる人は特徴に当てはまっていないか確認してみましょう。

特徴1. 自分でものごとが決められない

特徴の1つ目は、自分でものごとが決められないということです。過干渉に育てられると、小さい時から自分の行動は否定されます。子供は突発的な行動や柔軟な考えを持っていますが、それらすべてを否定されると自分の考えは全て間違っていると思い始めるのです。

そして、自分の考えは全て間違っているということは大人に成長しても持ち続けてしまいます。このような考えを持っている事で自分でものごとが決められないのですね。

特徴2. 何事にも責任感が無い

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特徴の2つ目は、何事にも責任感が無いということです。過干渉に育てられた子供は最終的に親のいう事を聞くだけで、自分で何も考えないようになります。親の言うとおりにしとけば怒られない、嫌われないので子供がそう思ってしまうのは当り前ですよね。

成功しても失敗しても親の責任になるため、大人になっても自分に責任を持つという事が分からなくなってしまいます。過干渉に育てられた人の一部は自分の言動に発生する責任というものがそもそも理解できないのです。

特徴3. 自分に自信がない

特徴の3つ目は、自分に自信がないということです。過干渉は子供時代から否定され続けています。そのことにより自身の考えや行動は間違ったものだと認識してしまうのです。自信の有無はその人の性格によって異なりますが、過干渉に育てられた人は極度に自信をもっていません。

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