その4. 話題が乏しい
image by iStockphoto
自分の得意分野、趣味などが特殊で、一般的な話題を持たない人は雑談ができません。普段からニュースを見ない、世間に疎い人は相手との共通項を見出だせないため、雑談にならないのです。
その代わり、興味のある話題になると話が止まらず、いつまでも話し続ける傾向にあります。相手に合わせるということができないのです。
雑談が苦手になった原因とは
雑談が苦手なのは生まれつきではありません。苦手になる原因があるはずです。幼少期の経験か、あるいは大人になってからか。苦手の原因を知ることで克服への道が見えてきます。自分を見つめ直してしましょう。
その1. 一人っ子で人と話す機会が少なかったから
兄弟姉妹のいる家庭と違い、一人っ子の場合は両親がいないときに一人で遊んでいたのではないでしょうか。長く一人で過ごしていると会話のキャッチボールの機会がなく、妄想の世界に入り独り言が増えます。
そのことに慣れてしまうと人と話すのは面倒に感じられるでしょう。どう話していいかわからないこともあります。経験が乏しいため、雑談が苦手なままなのです。
その2. 人見知りで内向的な性格だから
image by iStockphoto
人見知りな人は、基本的にごく親しい人としか会話をしません。大勢の集まる席でも仲の良い人の隣から離れず、多くの人との交流を望まないのです。本人にその気がないため、雑談はいつまで経っても苦手なままになります。
もし転職や転勤などで親しい人と離れざるを得なくなったとき、途方に暮れてしまうでしょう。
その3. 他人に興味がないから
相手のことを知りたいという気持ちがない人は、雑談が苦手です。他人に興味がなく、知りたいと思わないために話題や質問も浮かばないでしょう。
その人に興味がなくても、表面上のつきあいでも構いません。深く考えずにさまざまな話題を振ってみれば、相手が乗ってくれるかもしれないのです。雑談ですから、軽い気持ちで構えて大丈夫ですよ。
その4. 相手に否定された経験があるから
かつては人との交流が好きだったとしても、深く傷つけられたり、発言を強く否定されたりした経験がある人はコミュニケーションが苦手になってしまいます。相手はわざと傷つけたのかもしれないし、無自覚だったのかもしれません。
自分の発言に反省すべき点があるなら反省し、あとは相手の虫の居所が悪かったのだと思うことにしましょう。相手はあなたを傷つけたことさえ忘れている可能性があります。