胃は感情と直結している?
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食べたものを消化し、栄養を吸収する期間でもあるのが「胃」ですよね。胃から分泌される胃酸は、怒ったりイライラしたりする場合に増える血中の糖度に比例して、どんどん放出されます。反対に、心配事や不安なことがあると胃は貧血を起こして、その働きを止めてしまう非常に繊細な器官です。
医学的側面からみても胃の働きは感情に大きな影響を受けますが、スピリチュアルの世界でも同様に、感情と直結していると考えられています。繊細であり、感情と直結している部分だからこそ、自分の精神状態を知ることのできる器官ともいえるでしょう。
第三チャクラとも関係が
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私たちの体に存在する7つのエネルギーセンターなのが、チャクラ。チャクラはサンスクリット語で車輪を意味しており、エネルギーを循環させるのに非常に重要な部分と考えられています。このチャクラは、一部分が活性化しすぎたり、停止したりすると体の健康バランスを崩す原因にもなるのです。
このチャクラの中の第三チャクラに対応しているのが胃。第三チャクラは別名を「パワーチャクラ」とよばれ、自己現実や自己表現と深い関係が。そのため第三チャクラが乱れると安定した精神状態を保つことが難しく、怒りっぽくなったりイライラしやすくなったりします。また、胃は第二の脳ともいわれ太陽神経系とも繋がっています。ここが冷えている人も、精神状態が安定せずネガティブになりやすいので、胃やお腹を温めるようにするのも改善策としておすすめですよ。第三チャクラを健やかに保ち、豊かな日々を送るようにしましょう。
第三チャクラが乱れる原因
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上記で、第三チャクラが乱れると胃の健康を損なうとお伝えしましたよね。では、第三チャクラが乱れる原因とは一体どのようなことなのでしょうか。第三チャクラが乱れ胃痛や胃潰瘍など様々な症状が起こる原因や対処方法について詳しくご紹介していきます。
原因1:あなたの中で強い葛藤が起こっている
あなたの中で強い葛藤が起こっている場合、胃痛はもちろん、胃潰瘍にもなってしまうケースがありますよ。胃に問題を抱える人の多くは、「自分」をしっかりと確立している人が多い傾向があり、生き方や考え方もその人なりのこだわりが存在します。そのため、自分を貫き通すべきか否か、という壁にぶち当たり、とても悩んでいる状況に陥ってはいないでしょうか。
物事が思うように進まず、憤りや不安を感じることは、胃痛の原因となります。胃痛を改善させるためにも、現在取りかかっている作業を一旦止めましょう。一旦作業を止めることで冷静になり、自分感情の整理ややり方が適切かどうかの判断が可能です。胃は感情と深い関わりのある器官。視野が変わり感情や考えが落ち着けば、あなたの胃痛も自然と和らぎ回復するでしょう。
原因2:考え方の消化不良
考え方の消化不良を起こしている場合も、胃痛の症状がサインとして起こりますよ。胃は食べ物を消化する器官ですが、感情と深い関わりのある部分なだけあり、スピリチュアルの世界では考え方を消化吸収する器官であるといわれています。心から納得はできないけれど、仕方なく受入れようとしている心当たりはないでしょうか。
考え方の消化不良による胃痛は、責任感が強い人や協調性の高い人に起こりやすい症状です。しかし、考え方の消化不良が蓄積されると、体が吐き出そうとして咳やゲップ、きつい場合は嘔吐に至ります。度を超えた妥協は健康を損なってしまうので、リフレッシュをする機会を設けたり、自分の中で消化できるように妥協点を見つけるようにするのがおすすめですよ。
原因3:頑固になっている
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あなたの胃痛は、頑固になっているというサインの可能性があります。胃痛は、自分のこだわりが強すぎるが故に、周囲から孤立している人に多くみられる症状です。我が強すぎるが故に、周囲の人を合わせられず、人付き合いを面倒に感じてはいませんか?
適度な我の強さは個性であり強みとなりますが、度を超えた我の強さは臨機応変さを欠くことになります。何かが変化をすることは、決して悪いことではありません。寧ろ、あなたの人生においてチャンスとなるでしょう。変化を恐れずに受入れると、胃痛が嘘のように改善するでしょう。
原因4:ストレスを溜め込みすぎている
胃痛の原因として最も多いといえるのが、「ストレスを溜め込みすぎている」ではないでしょうか。胃には様々な感情が蓄積されやすく、蓄積の内訳は、ほぼ怒りの感情が占めているといっても過言ではありません。誰しも一度は、感情を抑える際に、お腹にぐっと力を入れた経験があるでしょう。そうすることで、感情を抑えることはできますが、胃には相当な負荷がかかっています。その負荷が何度も何度もかかってしまうと、誰の胃でもキャパシティオーバーとなってしまいますよね。
ストレスを100%取り除くことは不可能ですが、いくらかでも減らすことは可能です。怒りの感情を抑えることが必要な場面もありますが、吐き出すことが必要な場合もあります。信頼のおける友人に愚痴を聞いてもらうのがよいでしょう。また、怒りの感情であっても、あなたの感情の一部分。あなたが感じた怒りの感情を認めてあげましょう。