- 亀が縁起がいいといわれる理由ー2つの伝説より
- 中国の伝説・亀は仙人から長寿の秘訣を教えられた
- 日本の伝説・亀は海の神様として知られていた
- 亀の縁起物に期待される4つの効果とは?
- 効果1・亀は長寿の象徴として長生きできるといわれている
- 効果2・古銭に似ている甲羅から金運アップが期待できる
- 効果3・スピリチュアルな意味では幸運を連れてくるといわれる
- 効果4・潮をよむといわれる亀は仕事運がアップする
- 亀は日本や中国以外の国でも縁起がいいといわれている
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- おすすめ2・金運がアップするとされる福銭亀
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この記事の目次
亀が縁起がいいといわれる理由ー2つの伝説より
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亀は縁起がいいといわれていますが、中国と日本にはその理由と考えられるような伝説が残っています。ここでは中国に伝わる亀が長寿である理由とされる伝説と日本に伝わる亀は海の神様という伝説の2つについて詳しく解説しましょう。
中国の伝説・亀は仙人から長寿の秘訣を教えられた
中国では亀は「仙人」に長寿の秘訣を教わったとされています。中国で仙人とはもともと神とされていたものや修業を積んだことによって神に近い存在になり不老長寿となった人ということですよ。
亀は仙境と呼ばれる場所に住むといわれる仙人から長寿のための秘訣を教わり仙人とともに修業をしたとか。そのため亀は、ほかの動物たちと比較してもとても長生きだということでしょう。
実際ガラパゴス諸島には100歳以上になるゾウガメが生息していたといわれていますよ。この亀は老衰で亡くなっていますが人間よりも長生きですよね。また中国との交流で日本にも亀は長寿のシンボルとしての考え方が入ってきたともいえるでしょう。
日本の伝説・亀は海の神様として知られていた
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日本では漁師など海に関する仕事に携わる人々を中心に「海の神様」といわれています。とくに亀は「潮の流れ」を管理する「塩椎神(しおつちのかみ)」とされ大切にされているとか。
日本で亀が海の神様ということを示す伝説が残っています。それは昔話でなじみがある「浦島太郎」です。浦島太郎は子供たちにいじめられていた亀を助けてあげますよね。じつは浦島太郎が助けた亀は「塩椎神」だったとされ、助けてもらったお礼に海の女神である乙姫様がいる竜宮城へ案内するというものです。
浦島太郎は竜宮城で楽しいひと時を過ごし、地上へと戻りますよね。この時もらった玉手箱を開けると煙が出て、浦島太郎は一気に年取ったというお話が一般的。ただ一説では玉手箱に入っていたのは長寿のための薬で、それを飲んだ浦島太郎はとても長生きしたという話もありますよ。
亀の縁起物に期待される4つの効果とは?
日本や中国では亀は縁起がいいといわれていることは確か。では亀がもたらしてくれると期待される効果にはどのようなものがあるのでしょうか?ここでは亀がもたらしてくれると期待される4つの効果について考えてみましょう。
効果1・亀は長寿の象徴として長生きできるといわれている
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お祝いの時やお正月には松竹梅とともに鶴亀が飾られることがありますよね。そして「鶴は千年、亀は万年」といわれるように亀は長寿のシンボルとして知られています。また中国の伝説が日本にも伝わったことなどから亀は長寿のシンボルといわれるようになったのでしょう。
効果2・古銭に似ている甲羅から金運アップが期待できる
亀に期待できる効果には金運アップがあるといわれています。この考え方は亀の甲羅の模様の形が古代に流通していた貨幣に似ているためだそうですよ。確かに亀の甲羅をよく見ると古銭の形を連想しますよね。また小判の楕円形の形状は小型の亀の形をヒントにしているともいわれているようですよ。
江戸時代の庶民の多くは小金を貯めるときに「甕(かめ)」と呼ばれていた壺のようなものなどを使うことが多かったそうです。そのためお金を貯めていた「甕」と生き物の「亀」の読み方が同じということから金運が上昇する縁起物といわれるようになったともいえるでしょう。
効果3・スピリチュアルな意味では幸運を連れてくるといわれる
亀は幸運を連れてくるといわれています。幸運が訪れるためには運気がアップすることが大切。運気には潮の流れのようによい時も悪いときもあるでしょう。この運気の流れを上手に読み取ることで悪い運気を避け、幸運が訪れることが期待できるといえるでしょう。
亀は潮の流れを管理するといわれる「塩椎神」の化身。そのため亀は上手に潮の流れ、つまり運気の流れを読み取ることができるためのサポートをしてくれると考えられているといえるでしょう。