鹿はどのような、スピリチュアルな意味を持っているのでしょうか?白い鹿・鳴く・夢に出てきた時など行動・種類別にヒーリング経験のある筆者が解説します。
鹿は神の使い
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鹿は世界各国で、神の使いとされています。神秘的な力を持っている、神獣と考えられているのです。また特に使命感が強い動物といわれることから、神の使いでもあるのでしょう。
日本では古事記の時代から、神の使いとされています。神社でも神霊・神使(しんし)として、扱われているのです。また鹿は、神に鹿と書いて「神鹿(しんろく)」とされ崇拝されてきました。
鹿とゆかりのある神社として、鹿島神宮・春日大社・厳島神社などが有名でしょう。神とつながりが深いためなのか、鹿島神宮・春日大社・厳島神社はパワースポットとしても有名です。
鹿が象徴する意味
・仏教「平和・幸福・長寿」
・風水「財運」
・キリスト教「信心深さ」
・ネイティブアメリカン「直観力・繊細・純真」
・ケルト神話「優美・誇り・独立・優しさ」
アニマルメディスンでの鹿
ネイティブアメリカンは、自然と共存して生きてきました。その自然観を元にしたセラピーが、アニマルメディスンです。ネイティブアメリカンは、アニマルメディスンの中で動物のスピリットとつながってきたました。動物のスピリットは、癒しや学びを与えてくれます。
アニマルメディスンで鹿は、自然・愛との調和、世界に平和をもたらすスピリットとされているのです。
鹿の角は神や宇宙とつながるアンテナ
鹿の角は神や宇宙からのメッセージを受け取る、アンテナの役割をしているのです。鹿の角は、頭蓋骨とつながっています。そのため神や宇宙のメッセージが、脳につながりやすいのでしょう。
またエネルギーの流れも、感じ取ることができます。角のアンテナでこれから来る良いエネルギー・悪いエネルギーを、予知能力のように感じ取れるのです。
鹿の角と竜の関係
伝説上の生き物とされている竜の身体は、9種類の動物の身体が組み合わされています。そのことから、全ての動物の祖先とされているのです。9種類の動物の中で、竜の角は鹿の角だとされています。
これは神や宇宙とつながるアンテナを、鹿が持っていることからなのでしょう。
鹿の角の持つ力
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鹿は年齢に応じて、角が大きく立派になっていきます。そして1年に1度、秋になると角が抜け落ちるのです。春になるとまた角が生え始め、前の年よりも1回り大きな角になります。1つのサイクルごとに大きくなっていく鹿の角は「力の象徴」とも、されているのです。
神聖なアンテナである鹿の角ですから、もちろん強いエネルギーを持っています。鹿の角は、シャーマンの儀式でも使われてきました。
男性性の象徴
牛の仲間やトナカイは、メスでも角を持っています。しかし鹿は、オスしか角を持っていません。そのため鹿の角は「男性性」を、象徴するのです。
鹿の角を部屋に飾ると、運気が良くなるといわれています。しかし女性がアクセサリーなどにして身に付けると、男性性が強いためバランスを崩してしまうこともあるのです。女性は身に付けるより、飾っておいた方がよいでしょう。