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トンボが縁起がいい3つの理由!風水における2つの意味や神様トンボの3つの由来をスピリチュアルな世界に詳しい筆者が解説!

夏から初秋にかけて空を飛んでいる姿をよく見かけるトンボ。可愛いアクセサリーのモチーフなどにも使われているトンボは、日本ではとても縁起のいい生き物として長く親しまれてきました。ここではトンボは縁起がいいといわれる3つの理由と風水におけるトンボの2つの意味、神様トンボの3つの由来についてスピリチュアルな世界に詳しい筆者が解説しましょう。

トンボは縁起がいいといわれる3つの理由

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トンボが飛び始めると秋が近いことを感じてしまう筆者ですが、日本では古くからトンボは縁起がいいとされてきたことを知っていますか。とくに武士の武具には、縁起物としてトンボをモチーフとした飾りをつけたとか。ここでは日本でとんぼは縁起がいいといわれるようになった3つの理由について解説しましょう。

理由1トンボのまっすぐに飛ぶ習性から

トンボは縁起がいいといわれるようになったのは奈良時代初期頃からともいわれています。とくに戦国時代は戦いに勝つことが重要になっており、トンボの飾りを武将たちは好んでつけたとか。

トンボが武将たちに好まれたのはトンボがまっすぐ前にしか飛ばないという習性をもっているから。トンボはまっすぐそのまま前方へ進み、決して後戻りすることはありません。退くことをよしとしない「不退転」という武士道の精神にトンボの飛び方がマッチしたのでしょう。そのためトンボは「勝ち虫」と呼ばれとても縁起がいいといわれるようになりました。

理由2トンボの「カチカチカチ」という鳴き声から

都会ではトンボを見かけることが少なくなってきましたが、あなたはトンボの鳴き声を聞いたことはありますか?トンボの鳴き声は「カチカチカチ」と聞こえるといわれています。この鳴き声が「勝ちすなわち戦に勝利する」ということにつながるとされ、とても縁起がいいといわれるようになったそうですよ。

理由3五穀豊穣・トンボは水田など耕作地の害虫を食べてくれるから

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トンボは水田があるところなどで多く見ることができますよね。トンボの主食は昆虫。水田などで農作物を荒らす害虫を好んで食べています。そのためトンボは「五穀豊穣・穀霊の象徴」とされ、とても大切にされてきました。地方によってはトンボを殺すと目がつぶれてしまうという伝承もあるとか。とんぼは人間にとって無害であり、益虫として古くから大切にされてきたといえるでしょう。

風水におけるトンボの意味とは

風水においてトンボは「四緑木星」の象意とされ、金運や恋愛運を上昇させる開運・幸運のシンボルといわれています。ここでは縁起がいいといわれるトンボがもつ風水における2つの意味について解説しましょう。

トンボは風水では四緑木星の象意(しょうい)

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トンボは九星気学(風水)では「四緑木星」の動植物の象意のひとつ。風水における四緑木星は「優しく吹く風」や大きく成長した樹木が風にゆっくりと吹かれる様子などの自然を表しています。その象意としてのトンボは、優しく穏やかな風や空気という意味を持っているともいえるでしょう。

トンボは金運・恋愛運を上昇させる幸福の象徴

トンボは風水では金運や恋愛運の上昇というご利益があることを意味しています。恋愛運では素敵な新しい出会いがあることを示唆している幸せのシンボルともいわれていますよ。

トンボには金運を上昇させる効果を期待できるといわれています。ただトンボがもたらしてくれる金運は宝くじが当たる、ギャンブルで勝つといった一獲千金を狙うような金運ではないといわれていますよ。

トンボがもたらしてくれる金運は、地道に努力したことに対する対価としての金運。トンボがもたらす金運は、よこしまな心や激しい敵意などを捨てたときにだけつかみ取ることができるもの。一度つかみ取ったら、しっかりと管理して離さないように努力することが大切といわれています。

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