ニート、引きこもり、フリーター、無職というものはよく似ており、非常に混合されやすいものです。大手メディアでもこれらの意味を混合して使っていることもあります。みなさんはそれぞれの意味と違いを明確に説明できるでしょうか。
本記事ではニート、引きこもり、フリーター、無職の4つの違いをニートになりかけた筆者がしっかりと定義から解説しています。どなたでもしっかりと違いが説明できるような記事になっていますので、是非ご確認ください。
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「ニート(NEET)」とは
Not in Education,Employment or Training(就学、就労、職業訓練のいずれも行っていない若者)の略で、元々はイギリスの労働政策において出てきた用語。日本では、若年無業者のことをいっています。若年無業者とは、「15〜34歳の非労働力人口のうち、通学、家事を行っていない者」をいいます。
(引用:厚生労働省,https://archive.md/H4PPZ#selection-1079.3-1081.159)
つまり、ニートは15~34歳の人で、働いていなく、学生でなく、家事をおこなっていない人のことを指します。特に、一般的には年齢のこと、家事をおこなっていないことの2点が忘れられることが多いので注意しましょう。また、日本におけるニートの数は87万人(2020年時点)となっております。
定義:仕事や学校にゆかず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、6ヶ月以上続けて自宅に引きこもっている状態。
推計:〇地域疫学調査(面接調査)による推計
「ひきこもり」経験率 1.18% (20歳~49歳)
「ひきこもり」存在率 0.67% 約32万世帯
(引用:厚生労働省,https://www.mhlw.go.jp/seisaku/2010/02/02.html)
引きこもりの定義は上記のように、6ヶ月以上家に引きこもって社会との接点を持たない人のことを指します。みなさんが持っている引きこもりのイメージとほとんど同じだと思いますが、期限についても決まっているという点は注意が必要です。また、日本における引きこもりの数は引用先から分かるように0.67%(平成16年時点)となっています。
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