その2. 整理してから話す
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いきなり話し始めるのではなく、一度話を整理しておいてください。言いたいことがたくさんあるときは、紙に書き出すのもおすすめです。書き出してみると、不要な情報も見えてきます。しっかり伝えたいときこそ、情報の取捨選択は重要です。
余計な言葉を挟むことで肝心の内容が伝わっていないなんてことは、もったいないですからね。
その3. 相手の表情をよく見る
自分が話すことに夢中になっていると、聞き手のことを置き去りにしている可能性があります。ちゃんと興味を持って聞いてくれているかは、表情を見ればわかるはずです。自分がそうであるように、聞き手は長い話に疲れています。
話しながらときどき目を見て、確認してください。反応が鈍くなってきたらもうやめどきです。そうなる前に終わらせることができれば、一番いいのですけどね。
角を立てずに、話が長いことに気づいてもらおう
上司や年長者など、立場が上の人の話が長いとき、なかなか指摘するのは難しいことです。あからさまな態度は怒らせてしまうかもしれません。といって我慢して聞き続けても、結局は内容が頭に入らず、かえって失礼にあたります。
話をしっかり聞きたいからこそ、だらだらと長引かせず、簡潔に終わらせて欲しいのです。気づいて改善してもらえることがいちばん良いですが、そうでないならこちらで切り上げるしかありません。できるだけ角を立てずに、話が長いことに気づいてもらいましょう。「あなたの話が聞けて嬉しかったです」という姿勢を見せることも、その後の関係性に有用ですよ。