でも大丈夫、あなたが思うほど、相手は気にしていません。気持ちを楽にして、苦手なコミュニケーションを克服していきましょう。今回は、コミュニケーションが苦手な人の特徴と原因を探り、それを克服する簡単な方法を、10社以上渡り歩いて多くの人と関わった筆者が解説します。
- コミュニケーションが苦手な人の特徴
- その1. 口数が少ない、経験値がない
- その2. 目を合わせない
- その3. 一方的に自分の話をする
- その4. デリカシーがない
- その5. 会話が続かない
- コミュニケーションが苦手になる原因は?
- その1. 警戒心が強い
- その2. 自意識過剰である
- その3. 人見知りである
- その4. 自分に自信がない
- コミュニケーションの苦手を克服する方法
- その1. 相手の話をちゃんと聞く
- その2. 目を見て、相槌を打つようにする
- その3. 相手に質問をしてみる
- その4. 相手に共感する
- その5. 会話のシミュレーションをする
- コミュニケーションが苦手でも向いている仕事がある
- コミュニケーションは「人対人」!まずは相手を思いやること
この記事の目次
コミュニケーションが苦手な人の特徴
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コミュニケ―ションが苦手な人というのは、人との距離感がつかめていない人です。関係性や立場によってコミュニケーションの取り方も変わってきますが、苦手な人は相手によってうまく使い分けることもできません。
コミュニケーションが苦手な人は、自分の特徴と照らし合わせてみてください。
その1. 口数が少ない、経験値がない
そもそも口数が少なく、あまり人とコミュニケーションを取らない人は経験値も積み上がっていきません。コミュニケーションは場数を踏むことも重要になりますので、若いうちは苦手だという人も多いです。年齢を重ねても、コミュニケーションから逃げ続けている人は経験値も上がらず、ずっと苦手なままという人もいます。
その2. 目を合わせない
対面しているときに全く目が合わない人とは、どうコミュニケーションを取ればいいかわかりません。感情が読めず、またこちらの話を聞いているかわからず不安になります。
目を見るのが恥ずかしいのか、ずっと手元を眺めていたり、あらぬところを見つめていたりすると相手も話しを続けにくくなるのです。
その3. 一方的に自分の話をする
コミュニケーションが苦手な人の中でも、喋らない人と、よく喋る人とに分かれます。よく喋るのはいいのですが、相手の反応などお構いなしに、一方的に自分の話をしてしまうのです。
相手の興味のない話を延々と続けたり、相手の話を遮って自分の話をしたりする人。コミュニケーションの基本は相手との対話であるということが、抜けているのでしょう。
その4. デリカシーがない
例えば大事な話をしているときや、内輪の内緒話をしているときなどに大きな声で「それってどういうこと?」など周囲に聞こえるように言う人がいます。あまり触れられたくない話題にずけずけと踏み込んでくる人はデリカシーに欠けていて、場の空気を壊しますよね。
声の大きさはコミュニケーションにおいて大事なポイントで、周りの声のトーンに合わせられない人は、コミュニケーションが苦手な人と言えるでしょう。
その5. 会話が続かない
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話しかけても「はい」「いいえ」「別に」など短い言葉でしか返事をせず、それで会話が終わってしまう。会話はキャッチボールですから、投げられたら同じ強さで投げ返すのが礼儀でもあります。
質問に答えたときは、続けて同じ質問を相手に返すなど、人はそうやって会話を続けているのです。受け取って終わりでは、広がりがありません。
コミュニケーションが苦手になる原因は?
なぜ、うまく人とコミュニケーションを取れないのかと、悩む人もいるでしょう。その原因を探っていくと、なるほどと思えることも見つかるはずです。自分がコミュニケーションを取りにくいと考えるときに何を感じているか。それによって、対処法も自ずと見えてくるでしょう。