特に会社でのセクハラが問題視されており、上司から部下への執拗な嫌がらせは近年増えており、精神的、肉体的に苦痛を感じ、職場を去る人も増えています。
著者は10年以上前に起きた男性のセクハラ上司による女性社員への嫉妬による嫌がらせの事実を知り、会社や同僚がどのように対処したかを知っていただくことで、セクハラに悩む人たちへの助言にしたいと思います。
- 憎むべきセクハラ上司の4つの特徴とは?
- その1.職責権限を乱用する
- その2.相手を性対象にしか見ていない
- その3.見過ごせばセクハラ行為はエスカレート
- その4.飲み会以外では影が薄い
- これはセクハラ!セクハラ上司の卑劣な行為とは?
- その1.飲み会は無礼講
- その2.トイレで待ち伏せ
- その3.女性には接近戦
- その4.要求に逆らえば降格処分
- 著者が知った上司のセクハラ
- メールでのお誘い
- 恐喝
- 執拗な密着行為
- セクハラ上司への4つの対処方法
- その1.証拠を取集する
- その2.同僚や直属上司に相談する
- その3.会社の相談窓口に連絡する
- その4.弁護士を通して訴える
- セクハラ社員を野放しにしてはいけない!
この記事の目次
憎むべきセクハラ上司の4つの特徴とは?
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部下へセクハラ行為を行う上司には一般の人とは異なる特徴がありますが、案外、自分では気づかないようです。
上司はセクハラ行為が周りの部下には知られていないと思っていますが、よく見れば4つの特徴がありますから、ここで紹介します。
その1.職責権限を乱用する
会社では上司によっては部下を独り占めにしたいと思っている人を時折見かけます。
特に気になる社員には独占欲が強くなる傾向があるため、職責権限を利用し逆らわれなくなるようにしてから、陰湿でいやらしい行動をとるのです。
その2.相手を性対象にしか見ていない
上司が男性、女性を問わず、自分好みの部下の身体の変化には特に注意しているため、仕事以外でも構わず声をかけ、接近し、確認しようとする相手を性の対象としか見ていない行動をとることが多いようです。
狙われた部下は常に上司の目が気になるため、仕事に集中できず、怯えているのを楽しんでいるように見えますが、実は肌に触れたい、吐息でも感じたいという感覚を持っています。
その3.見過ごせばセクハラ行為はエスカレート
上司のセクハラ行為は、部下本人の性格が声を上げない限り、意外と周りの部下は気づかないものです。
実は部下の性格を知っている上司だからこそ、他人にはその行為を知られない人をセクハラ対象としているため、次第に行動は大胆かつ巧妙な手口にエスカレートしていきます。
その4.飲み会以外では影が薄い
セクハラ上司が本領を発揮できるのは飲み会ではないでしょうか。
その上司は職場での存在感がなく、上役には気を遣うが部下にはメールで仕事、アフター5に備えて自分の仕事はセーブしているため、飲み会になると元気で自分が中心でないと気が済まず、幹事泣かせです。
これはセクハラ!セクハラ上司の卑劣な行為とは?
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著者の上司は国立大学卒のいわゆるエリートでしたが、自分の意見を持たず、すべて部下の責任で仕事をさせているやる気のない人です。
ただ、仕事以外は積極的に行動し、特に飲み会ではお金は出さないが、女性社員には手を出す上司の卑劣な行為をお伝えしますが、女性の方に不愉快な想いをさせるかもしれません。
その1.飲み会は無礼講
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飲み会は仕事に関係ない自由な時間であるため、無礼講と言いつつ、セクハラ上司にとっては周りに気兼ねなく女性と話ができる良い時間です。
その上司は男性社員とは離れ、女性社員の傍に寄り、自由気ままに振る舞えるひと時であり、ストレス発散の場となります。