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嫌いな上司との上手な付き合い方って?あるあるな特徴とやってはいけないNG行為を10社以上渡り歩いた筆者が解説

嫌いな上司とどうしても合わないときは

少しのあきらめと対策を持って付き合い方を変えたとしても、どうしても合わない相手はいます。上司と部下という関係である以上、顔を合わせるだけで心身の平穏が得られないという状態になったとき、我慢せず次の対策を取りましょう。嫌いな上司から離れることを考えるのです。限界を超える前に、次の一手を打ってください。

その1. 上司の上司に相談する

上司があなたを評価するように、その上司を評価するさらに上の上司がいます。その立場の人に話せるようなら、ぜひ相談してください。実情をよく見ているでしょうから、理解を得られるはずです。上司の上司から指導が入り、状況が改善すれば万々歳ですよね。すぐに結果が出ないまでも、相談したことで安心できれば、乗り越えられるかもしれません。

その2. 異動願いを出す

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物理的な距離が必要だと感じたら、異動願いを出すという手もあります。移動により業務で関わることがなくなれば、つらい思いをしなくて済むかもしれません。人事部に異動を希望する際は、理由もきちんと伝えてください。これまで上司から受けた理不尽な言動などはメモを取り証拠として伝えましょう。パワハラと判断されれば、上司への処分もあり得ます。

その3. 転職も視野に入れる

小さな会社で、異動しても離れられないという場合、転職をするしかないかもしれません。心が病んでしまい、働けなくなる前に動くなら、前向きな転職と言えるでしょう。ただし、人間関係の不和による転職理由は、転職先に良い印象を与えない場合があります。スキルアップを目指すなどの前向きな転職となるよう、早めに動いてください。逃げることは、決して悪いことではありませんよ。

嫌いな上司に期待せず、自分を変えることで前向きになろう

嫌いな上司がいて職場でつらい思いをしていると、自分自身をも見失ってしまいます。上司がどんなに理不尽な人であろうとも、他人を変えることはできません。嫌いな上司が変わってくれることは期待せず、自分の対応を変えていきましょう。考え方や付き合い方を変えることで、心が楽になれば幸いです。嫌いな上司がいることで自分が前向きに変われたら、それは自分の成長につながります。

いつか自分が上司になったとき、もしかしたらあのときの上司の気持ちがわかるかもしれません。嫌いな上司との付き合い方に、特別なことはありません。仕事上の付き合いと割り切って、前向きになれるよう願っています。

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