その1. 報連相を徹底する
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「報告・連絡・相談」は業務の基本です。嫌いな上司であっても、報連相はきちんと行ってください。嫌いだからといって連絡を怠ると、後々トラブルになって余計に関係がこじれてしまいます。「時間がない」などと言って聞いてくれないときは、メールを送っておきましょう。メールで報告をしたことは証拠になりますので、「読んでない」という言い訳はききません。責任が自分に及ばないように、やるべきことはきちんとやってください。
その2. 確認作業をしっかりやる
曖昧な指示や、コロコロ変わる指示に振り回されないよう、都度しっかり確認してください。言った言わないにならないように、口頭で受けた指示も「先ほど言われたのはこういうことですね」とメールに残しておきましょう。上司から受ける指示には必ず意図があるはずです。言われたことをそのままやるのではなく、自分の中に落とし込み、その意図に従って進めるようにしてください。
その3. 相手に合わせる
上司も人間です。口数の多い人、少ない人、早口な人、ゆっくり話す人、色々います。相手に調子を合わせてみてください。口調や表情を鏡のように真似てみて、同調するのです。これを心理学で「ミラーリング」といいます。長文メールには長文で、短文メールには短文で返しましょう。早口には早口で返事をするのです。そうすることで、相手は自分を理解してくれていると認識し、高い評価を得られる効果があります。
その4. 反面教師にする
嫌なことを言われたり、嫌な態度を取られたりしたら、「自分はこれをやらないようにしよう」と心に留めておいてください。自分がされて嫌なことは、人にはしないことです。そういう点で、嫌いな上司はとても参考になるでしょう。自分がどうして嫌だと感じたのかを分析すると、自然に自分の態度は改まっていきます。
嫌いな上司へやってはいけないNG行為
上司というのは職場の大先輩にあたります。通常は、自分より年上の人が上司となるでしょう。上司の方が社会経験も人生経験も豊富です。若い人と感覚が違うのは当然で、嫌いだからといって否定していい存在ではありません。嫌いな上司との付き合い方として、やってはいけないNG行為をご紹介します。
その1. 無視する・態度に出す
話しかけられても返事をしない、ふてくされた態度で接することは、社会人として失格です。どんなに上司がダメな人であっても、そのような態度はあなたの評価を下げるだけ。相手によって態度を変える上司が嫌いだと感じるならば、同じことは絶対にやらないようにしてください。上司として、先輩として、きちんとした態度で接するようにしましょう。