恋愛依存症とは
image by iStockphoto
そもそも、恋愛依存症とはどういったことなのでしょう?これは、恋人、または意中の相手に対して、必要以上の執着心を持っている状態を指しています。恋愛をしていない時は不安定で無気力なのに対し、恋愛中は、すべての感覚を恋愛へと注ぐのです。男性・女性に関係なく、誰もがなってしまう可能性があるでしょう。
「依存症」と聞くと、病院で治療できる病気なのかと考えてしまいますが「恋愛依存症」は病院では治療できません。しかし、恋愛に対し極度に依存している状態で、周囲に迷惑を掛けたり、プライベートに支障が出ているのであれば、きちんと向き合い、改善していく努力が必要になって来るでしょう。
恋愛依存症になってしまう人の特徴
image by iStockphoto
恋愛依存症になってしまう人には、どのような特徴があるのでしょうか?自分では、なかなか判断するのが難しいものです。友人なども、指摘してくれることは少ないでしょう。自分が恋愛依存症か判断するには、特徴を理解し、1つでも当てはまっていれば、恋人との付き合い方を気を再確認するべきです。
その1:仕事や友人よりも恋人を優先する
恋愛依存症の人は、恋人がいれば、友人関係や仕事は後回し…恋人が第一です。例えば、なかなか仕事が片付かず、終わらせなければいけないと頭ではわかっていても、恋人とのデートの約束があれば、間違いなく恋人を優先します。友人と出かける予定の日に、恋人から誘いの連絡があれば、友人との予定はキャンセルしてしまうのです。
その2:お金や時間に糸目をつけない
恋愛依存症の人は、依存している相手のためなら、何だってしてしまいます。決して相手の心をお金で買えると思っているわけではなく「好きな人のために何でもしたい」という気持ちがそうさせてしまうのです。自分自身のためではなく、依存している相手のためだけに、時間とお金を使ってしまうのが特徴でしょう。
その3:考え方がネガティブ
自分に自信がなく、常にネガティブな考え方をしている人は、恋愛依存症の特徴と言えるでしょう。相手の行動、言動ひとつひとつを、すべてマイナスに捉えてしまいます。ちょっとLINEの返信が遅かったり、相手の様子がいつもと違うように感じただけで「嫌われた」「捨てられる」などと、極端な思い込みをしてしまいがちです。
恋愛依存症になる原因とは
image by iStockphoto
自分は恋愛依存症なんじゃないだろうか?と思っている人は、意外と多いものです。会っていない時間は、相手の行動が気になり、何も手につかなかったり、常に最悪の状況ばかり考えてしまったり…恋愛依存症の原因がわかれば、自然と対処法もわかってきますので、あなたがいくつ当てはまっているのか、チェックしてみると良いでしょう。
その1:幼少期に両親の仲が悪く寂しい思いをしていた
恋愛依存症になってしまう大きな原因の1つに、幼少期の影響が挙げられるでしょう。小さい頃に、両親の仲が悪かったり、あまり愛情を受けずに育っていたり、または両親が働いていて、1人で寂しい思いをしていたという人は、恋愛依存症になることが多くあります。愛情に飢えていて、執着心が強くなってしまったのです。