配偶者に所得があっても、配偶者の年間の合計所得金額が48万円以下(令和元年分以前は38万円以下)であれば配偶者控除が受けられます。
なお、平成30年分以降は、控除を受ける納税者本人の合計所得金額が1,000万円を超える年については、配偶者控除は受けられません。
(国税庁,https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1190.htm)
この条件を満たせば配偶者控除を受けることができます。しかし、48万円の収入までというわけではなく、給与所得控除額が55万円であるので、合計として103万円までの収入なら配偶者控除を受けることが可能です。これは「103万の壁」とよく言われています。もし片方がパートやアルバイト、専業主婦である場合は103万の壁を覚えておきましょう。
結婚することのデメリット5選
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ここでは結婚することのデメリットを5つご紹介します。結婚にはメリットだけではなくデメリットもあるのでしっかりと認識しておきましょう。事前に潰せるデメリットは、前もって無くしておくと幸せな夫婦生活になる可能性が上がるかもしれません。
デメリット1. 自分の時間がなくなる
デメリットの1つ目は、自分の時間がなくなることです。結婚後の多くは婚約者と一緒に住むことになります。双方とも働いていると自分の時間というものは驚くほど無くなるものです。友達との飲み会や旅行などできなくなるかもしれません。もし、自分の時間が大切で絶対に邪魔されたくないという方は結婚がデメリットになります。
このデメリットは、結婚前に同棲をしていない方、思い入れの強い趣味がある方に表れる可能性が高いです。これら条件に当てはまっている方は注意しておきましょう。デメリットとしないためには、結婚をする前に恋人と話しあうことが必要です。
デメリット2. 一時的に大きなお金がかかる
デメリットの2つ目は、一時的に大きなお金がかかることです。結婚時には結婚式を上げますし、結婚指輪の費用、引っ越し費用、家具代などお金が非常にかかります。お金に余裕が無い方は結婚による費用がとてもきつく感じるかもしれません。
このデメリットは金銭的な余裕が無い方が感じます。結婚は思っているよりも大きな費用がかかるので、結婚前にしっかりと計算し、余裕を持った貯金をしておきましょう。
デメリット3. 自由に使えるお金が減る
デメリットの3つ目は、自由に使えるお金が減ることです。家庭を持つとお金は貯金しておくものに変わります。今まで何も考えずに買っていたものが、結婚後は買えなくなるかもしれません。時間と同様、自分のお金が大切で共有が嫌だという方には結婚がデメリットになります。