共依存になる原因4選
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ここでは共依存になる原因について解説します。共依存は急になるものではなく、徐々になっていくものです。原因を知ることで共依存になりかけていないか確認してみましょう!
原因1. 自分に対して極端に自信がない
共依存の原因の1つ目は、自分に対して極端に自信がないということです。自分をしっかり持っている人は嫌な事は嫌、私はこういう考えといったことを相手に伝える事ができますよね。しかし、共依存の人は自分に自信がないので、とりあえず相手に合わせようとします。それを長く続けた結果、自分の考えを押し殺して相手に合わせ続けるという共依存の関係になるのです。
このように共依存は急になるのではなくグラデーションのように陥っていきます。このグラデーションのような変化により、本人たちは共依存の関係にあるということを全く気づけません。
原因2. 他人に認められたい欲(承認欲求)が強い
共依存の原因の2つ目は、他人に認められたい欲(承認欲求)が強いということです。承認欲求が強い人は他人からの評価や愛情を受け続けたいと思います。しかし、実際に社会から優れた業績評価や世間から愛されるという事は難しいですよね。付き合っている相手であればその人の要望を叶える事で愛情がもらえます。この愛情がもらえ承認欲求が満たされることに依存する人も多いです。
原因3. 人に尽くすことが好き
共依存の原因の3つ目は、人に尽くすことが好きということです。「共依存ってなに?」で記載したように共依存は尽くす側と尽くされる側という関係が多いのでしたよね。元から人に尽くすことが好きという人はこの共依存の条件にぴったり合ってしまいます。
ただし、人に尽くすことが好きという性格はそのままで終わることも多いです。相手が元から依存体質者であった場合に共依存へと引っ張られる可能性が高くなります。
原因4. 過去にトラウマがある
共依存の原因の4つ目は過去にトラウマがあるという事です。過去に人に嫌われた経験(家庭内暴力、いじめなど)が頭に残っており、次は嫌われたくないと強く思う事で起こります。あなたは相手に絶対嫌われたくないと思った時、どのような事をすれば嫌われないと考えますか?やはり、相手のいう事を聞きますよね。何度も出ているように、相手に嫌われたくないという理由で相手のいう事を聞きすぎ、共依存になるのです。
共依存を克服する方法3選
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ここでは共依存を克服する方法を解説します。もし今から共依存を解消しようと思っている人はかなりつらい思いをすることを覚悟しておきましょう。共依存を解決することは自分の精神を自ら傷つけることになります。しかし、一生傷つくのと一年傷つくのではどちらの方がいいでしょうか。もちろん短い方がいいですよね。傷つくのは少しの間だけだと意識し、少しずつ進んでいきましょう。