2.経験やスキルを活かせる仕事を探す
興味や関心が薄い分野でも、仕事を続けるうちにやりがいや楽しさが見つかるといったことはよくあります。筆者のまわりでも「なんとなくはじめた仕事にやりがいを感じて続けている」といった人が多いです。「絶対にこれまで働いていた職種にはつきたくない」という場合をのぞき、これまでの経験やスキルを活かせる仕事のほうがストレスを感じにくいでしょう。仕事に対する知識があることで業務の幅も広がりますし、役に立てる場面が増えることで比較的早く職場になじむことができます。
3.適職診断を重視しすぎない
インターネット上にもさまざまな適職診断がありますが、その結果を重視しすぎるのはあまりおすすめできません。
筆者自身も適職診断では事務職が向いているという結果になりましたが、実際に長く続いたのは事務職ではなく接客業でした。今考えてみると「客層」や「同僚の年齢」が自分自身に近かったことから働きやすさを感じたのかもしれません。
仕事を楽しめるかどうかというのは、その仕事でどういった人と関わるかで変わってきます。「適性がないからこの仕事は無理」「適性がある職種以外は考えていない」というのは選択の幅をせばめてしまうだけです。適職診断の結果を重視しすぎず柔軟になることで、適職に出会う確率を高めましょう。
4.「どうせ自分にはできない」という考えを捨てる
「自分はもしかするとこんな仕事をしたいのかもしれない」と思っても、未経験の分野だと尻込みしてしまいますよね。「どうせ自分にはできないし…」と諦めてしまうこともあります。しかし結局のところやってみなければ向き・不向きはわかりません。せっかくやりたいと思える仕事が見つかったのに、諦めてしまうのはもったいないことです。自分で自分の可能性を切り捨てるようなことはせずに、チャレンジする勇気をもってみてください。
どうしても不安な場合は、行動するまえに信頼できる友人などに相談してみると良いでしょう。日頃からあなたを近くで見ている友人なら、的確なアドバイスをくれるかもしれません。
楽しいと思える仕事に就けるなら何度転職してもいい
ここまで「仕事が辛い」と感じる原因や対処法、適職の探し方について解説してきました。筆者がみなさんにお伝えしたいのは、「楽しいと思える仕事に就けるなら何度転職してもいい」ということです。
日本ではひとつの仕事を長く続けたほうが良いという考えがいまだに根づいていますが、辛さを抱えて何十年も同じ会社にとどまるというのはなんだかもったいないですよね。せっかくの人生なのですから、みなさんには自分が納得できる道を選んでもらえたらと思います。
もし今回の記事のなかでやってみたいと思えることがあったなら、ぜひ実践してみてください。小さなことでも行動してみることが満足度の高い人生につながることでしょう。みなさんが日々を楽しんでいけるよう祈っています。