人生の悩み心や体

顔色を伺う人の4つの原因と心理とは?3つの対処法で自分のカラーを出すことについて営業経験者の筆者が解説

人は様々な感情を出すもの。機嫌がいい時もあれば、悪い時も。そんな人の顔色をうかがう人がいるのですが、一体どのような原因があるのでしょうか?
そこで今回の記事では、顔色をうかがう原因や心理・対処法について、営業経験者の筆者が解説してまいりましょう。

顔色をうかがうとはどういうこと?

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「他人の顔色をうかがう」という人がよくいるのですが、これはどのような意味があるのでしょうか?別の言い方をすると「ご機嫌をうかがう」という表現をすることがありますが、相手の心情を知るということを指しているのです。

ちなみに「うかがう」は「伺う」と「窺う」の2つがありますが、「伺う=訪ねる・訪問する」という解釈になってきます。今回の記事で取り上げる「うかがう」は「伺う=相手の心情を知る」という意味のため、これ以降は「うかがう」という表記で進めてまいりましょう。

本論に話を戻していきますが、円滑なコミュニケーションを図る上では、周りの人たちの顔色をうかがうことは決して悪いことではないでしょう。相手がどんなことを考えているかをある程度理解しておかないと、相手に失礼な発言をしてしまう可能性もあるためです。

1.場の空気が読める

顔色をうかがうことができる人は、相手に失礼なことを言ったり、傷つけるような言動をすることはありません。言い換えると、その場の空気を読むことができると言ってもいいでしょう。

逆に顔色がうかがうことができない人は、場の空気を読めない人。周囲の人の気持ちに配慮することなく、自分中心で勝手なことを言ったり平気で相手を傷つける言動が目立っているのです。

2.相手の望むことを感じ取る

顔色がうかがうことができる人は、相手の望んでいることを素早く察知して口に出すことができない希望を与えることができることでしょう。営業職の仕事をしている人などはこのタイプが多いもの。

お客さんとの商談の中でクレームを言ってくる相手に対しては、その人の考えを察知して、どのようなことを対応すればいいのかを把握することができます。いわゆる「気がつく人」ということなのです。

3.自分勝手な人と思われにくい

顔色をうかがうということは、場の空気が読めるということ。つまり相手の気持ちを察することができるので、自分勝手な人とは思われにくい特徴があります。

そのため相手の考えていることを察して、向こうから言われなくても、自然とその考えに対処することができるわけですね。

顔色をうかがう人の4つの心理と原因

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「顔色をうかがう」ことはいい意味での解釈ができる一方で、マイナス的な意味で捉えられてしまうことも少なくありません。

では、顔色をうかがう人は、どのような心理や原因から、このような行動になっていくのかを考えてみることにいたしましょう。

1.人から嫌われたくない・怒られたくない

顔色をうがかう人の心理には人から嫌われたなくない・怒られたくないという気持ちがあります。特に友人や職場の同僚から嫌われたくないという感情が根底にあるために人の顔色をうかがうのです。

もしかすると、過去に虐められたことがトラウマとなっていることが原因かもしれません。そのため大人になっても相手の表情を見てしまうのでしょう。

2.目立たなくない

2つ目には目立ちたくないという気持ちがあるからかもしれません。コンプレックスを抱いている人・自信を持てない人は、中々自分の考えがブレてしまうことがあり、このような行動になることも。

常に自分の考えが間違っていると思ったり、周囲に迷惑をかけてしまうという不安に駆られてしまうのです。その結果、できるだけ目立たないように静かになっていると考えられます。

そして、顔色をうかがいながら、周囲がどんな考えをしているかや自分の意見が周りと違っていないか確認しつつ、目立たないようにしていると思っていいかもしれません。

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