虹の輪を見た筆者が、太陽を囲う「虹の輪」のスピリチュアルな7つの意味・「輪」のスピリチュアルな4つの意味を解説します。
1:太陽を囲う「虹の輪」とは?
太陽の周りを囲うように、虹が輪になって現れる現象があります。「ハロ」「光環(こうかん)」「日暈(ひがさ)」と呼ばれている現象です。虹は世界中で「幸運」のシンボルとされています。「願いが叶う」「希望」「変化」といったメッセージをもっているものです。
虹の輪は、いくつもの条件が重ならないと見ることはできません。とても貴重であるため、スピリチュアルな考えでも特別な意味があって見られると考えられています。「特別な幸運」「調和」「天とのつながり」という意味をもっているのです。
2:輪の形の作られ方
「虹の輪」は上空の太陽に近い場所で、薄い雲が発生する時に見える現象です。薄い雲は、氷の結晶が作っています。氷の結晶に太陽の光が当たって、反射や屈折して輪のように見えるのです。
きれいに輪を描いて見えることは、とても珍しいといわれています。雲の薄さや太陽の光の加減で、輪の形を作っているのです。雲や太陽の条件が揃わないと、輪が途切れてしまいます。私もきれいに輪を描いている虹は、1度しか見たことがありません。
3:虹の形とその意味
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一般的によく見られている虹は、大きな半円を描いているものでしょう。他にも天候や光りの条件によって、様々な形の虹が現れます。半円にはならず短い長さのものや、縦向きになって現れるものなどがあるのです。
2つ重なって現れるものは「ダブルレインボー」と呼ばれています。「自己成長」「新化」「発見」という意味をもっているのです。また太陽の光が当たって、虹色になる雲は「彩雲」と呼ばれ、「吉兆」や「神様が認めている」という意味をもっています。どのような形をしていても、これからよい変化が起こるという意味をもっているのです。
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4:月の光でできる虹
太陽の光りだけでなく、月の光によって現れる虹もあります。ナイトレインボー・ムーンレインボーと呼ばれているものです。ハワイで4月から10月に、よく見られています。
満月前後の強い月明りに照らされた虹は「最高の祝福」と呼ばれているそうです。そして太陽を囲う輪と同じように、月を囲って虹の輪ができることもあります。太陽の光でできる輪よりも、さらに珍しい「月暈(げつうん)(つきがさ)」という虹があるのです。
5:太陽神の後光
英語で「ハロ(halo)」は、「後光」という意味。宗教画などで仏やキリストの背後に、光りが放射されて描かれているものが「後光」です。オーラや、エネルギーを表しているのもだと考えられています。太陽を囲う虹の輪は、太陽神の後光であるとも捉えられているのです。
太陽は生命を育むものであることから、世界中の神話で神として扱われてきました。日本では「天照大神(あまてらすおおかみ)」エジプトでは「ラー」ギリシャでは「ヘリオス」と呼ばれています。様々な呼び名で呼ばれていますが、どの国でも太陽は偉大な力を持つ神とされているのです。偉大な力が光となって太陽神をまとっているのが、虹ではないかと考えられています。