「親と絶縁することを考えている」「絶縁後に、よりよい人生を送りたい」という方におすすめです。
- 絶縁しようか迷ったときの3つの判断基準
- 基準1:考えるだけで心身の体調を崩す
- 基準2:親や自分に対して殺意を感じる
- 基準3:あなたの大切な人にも被害が及ぶ
- 絶縁後、実践してよかった7つのこと
- その1:心の環境を良くするための知識を得る
- その2:カウンセリングで思いを吐き出してみる
- その3:心を落ち着かせることに真剣になる
- その4:恐怖の衝動と過ごす術を体得する
- その5:回復の過程をブログで公表して励まし合う
- その6:親からの連絡に対しては冷酷な塩対応で
- その7:親についての話題はさりげなくかわす
- 自分の人生を生きたい方へおすすめの本3選
- おすすめ1:「自分の中に毒をもて」
- おすすめ2:「100万回のコンチクショー」
- おすすめ3:「逃避の名言集」
- 大切なことは「あなたがどのように生きたいか」
この記事の目次
絶縁しようか迷ったときの3つの判断基準
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親との絶縁の実行は簡単なことではありませんよね。「絶縁した方がよいのかどうか」と迷ったときに、どうすればよいのでしょうか?ここでは、「今のあなたの人生にどれぐらいの負担がかかっているか」で絶縁を判断する方法をご紹介してみます。
基準1:考えるだけで心身の体調を崩す
否定、罵倒、嘲り。親に言われたりされてきた、あんなことやこんなこと。膨大な「ひどいことリスト」が浮かび、考えるだけで頭痛や吐き気がしたり、怒りや惨めな気持ちやあふれてくるのなら。あなたはもういっぱいいっぱいなのです。その関わりを続けることで、心が窒息してしまいますよ。
体や感情からのサインを判断基準にしてみましょう。
基準2:親や自分に対して殺意を感じる
心を殺され続ければ殺意を感じるのは自然なこと。その攻撃的なエネルギーは親に向かうこともありますし、自分に向かうこともあります。「殺意」を感じるという時点で、我慢できないことに対して怒りの蓄積があるということです。関わり続けることで、今後も「殺意を感じる原因」は増えていくばかりでしょう。
生きるために対象から離れなければならないこともあります。
基準3:あなたの大切な人にも被害が及ぶ
親があなたの恋人や友人を罵倒する、または配偶者やお子さんににも尋常ではない行為を続けるのなら。あなたは、好ましい人生を送るための希望でもある「大切な人達との関係」を失ってしまうかもしれません。関わっていても、その破壊的なコミュニケーションのパターンは繰り返されるでしょう。
あなたの大切な人たちとの関係を守る選択も必要です。
絶縁後、実践してよかった7つのこと
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親と絶縁するような人生は、とてもストレスなものですよね。よりよい人生を送っていくためにできることは、どのようなことでしょうか?ここからご紹介することは、筆者が実践してきたことで「大きな効果が得られた方法」です。あなたの「元気」につながるヒントがあれば嬉しく思います。
その1:心の環境を良くするための知識を得る
知識は心を元気にするきっかけを提供してくれます。例えば書籍から「認知行動療法」の知識を得るのはいかがでしょう。自身を苦しめる歪んだ認知に気づき、修正することに役立ちますよ。絶縁したくなるような親はたいてい不幸であり、子どもは「不幸になるものごとの受け止め方・考え方」の思考パターンを受け継ぎます。その影響から脱することで楽になっていきますよ。
あきらめずに自分を取り戻すことを実践していくことです。
その2:カウンセリングで思いを吐き出してみる
心のつながりは人は癒します。安定したカウンセラーによる適切な援助の手は、心の回復に大きな助けとなるでしょう。ただ、助けを求める相手を見極める目も大切。筆者はいくつか受けたカウンセリングで「人を援助できる精神状態ではない」という対人援助者も少なくないように思いました。助けを求めた相手に「何かが違う」と感じたら、そっと立ち去りましょう。
安全だと感じる場で、心を開いてみることもおすすめします。