職場にいる理不尽な人の7つの特徴と、冷静に対処する方法を10社以上渡り歩いた筆者が解説 – Mistory[ミストリー]
人生の悩み人間関係

職場にいる理不尽な人の7つの特徴と、冷静に対処する方法を10社以上渡り歩いた筆者が解説

理不尽を感じたことのない人は、いないのではないでしょうか。子供の頃は親や学校に、社会に出れば会社の仕組みや同僚や上司に、理不尽な目に遭わされてきた経験があるでしょう。
理不尽な人はどこへ行っても必ずいます。だからといってあきらめることはありません。理不尽に耐えるのではなく、冷静に立ち向かいましょう。今回は理不尽な人の特徴と対処法、自分が理不尽を起こさないように気をつける方法も、10社以上渡り歩いた筆者が解説します。

なぜ理不尽な人がまかりとおるのか

理不尽な人の傍若無人な態度には腹が立ちます。「理不尽」とは理にかなわないこと。道理に合わないことをしているのに、なぜ堂々と道の真ん中を歩けるのでしょうか。それは周りの人が、理不尽を許しているからです。

もちろん、周囲に責任があるわけではありません。しかし、多少理不尽でも、強気で通してしまえば道を開けてもらえる経験をした人は、調子に乗ります。

あの人には何を言っても無駄だとあきらめ、気遣い、その人に合わせてしまうことで、理不尽がエスカレートしていくのです。そうなれば、「無理を通したほうが勝ち」という理屈が成り立ってしまいます。

理不尽な人に共通する7つの特徴

理不尽な人には共通点があります。その特徴を見ていけば、「あれはやっぱり理不尽な人だったのだ」と確認できるはずです。もしあなたがどこかで理不尽をあきらめ、受け入れてきたのなら、くつがえすためにも知っておいてください。

その1. 自己中心的である

image by iStockphoto

自分の利益を優先し、無理を通す人です。小さなことで言うと会社のコピー機の順番待ちでも、「急いでるから先にやらせて」とお願いしてきます。自分の仕事のほうが優先されるべきだ、自分のほうが重要な仕事をしている、と自負していて、他者を軽んじているのです。

人にものを頼む時でも、手一杯だからと断ろうとすると「私が頼んでるのに?」と、なぜか上から目線の発言をしてきます。全ては自分のわがままを通したいだけです。

その2. 言動に一貫性がない

指示がころころ変わったり、相手によって言動を変えたりする人がいます。部下に厳しく、上司にはぺこぺこくらいならまだ理解できますが、内容に矛盾のある指示を受けるとこちらも混乱しますよね。

残業で頼まれた仕事を「終わったら帰って良い」と言われたので終わらせて帰ろうとすると、「なんで帰ろうとしてるの?」と別の仕事を持ってこられます。意地悪でわざとやっている人と、自分の発言を忘れている人といますが、いずれにしても困りものです。

その3. 人のせいにする

最初から無理を通そうとしているのですから、当然ひずみが出てきます。結果できなかったとしても、自分で責任を負わず、人のせいにするのです。

頼まれたこと以上の結果を求められ、「そこまでは頼まれてません」と答えると、「そこは察してよ」などと無茶を言います。普段は「頼んだことだけやってて」と言うくせにです。これぞ絵に描いたような理不尽でしょう。

その4. すぐに感情的になる

なにかにつけて大きな声を出したり、大げさに嘆いてみせたり。相手が戸惑うほどに感情を大きく出します。戸惑わせておいて自分を通そうという作戦なのです。

怒っている人や泣いている人を、周りはなんとかなだめようとするでしょう。なだめるために多少の理不尽でも今回は仕方ない、と受け入れてしまいます。それを繰り返して、この人はもう仕方ない、と思わせていくのです。

その5. 機嫌に左右される

image by iStockphoto

「今は機嫌が悪いから話しかけないでください」というオーラを出す人です。眉間にしわを寄せ、イライラとせわしなく動いています。話しかけても「は?」と冷たい対応をされてしまう。周りの人間はいつも顔色をうかがって、今日は大丈夫そうだ、今はやめたほうが良いなどと、腫れ物を扱うようにしています。

誰だって忙しく余裕のない時もあれば、落ち着いている時もあるでしょう。それはあくまでその人の事情であって、周りには関係ありません。機嫌に左右されるのは理不尽そのものです。

次のページを読む
1 2 3 4
Share: