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落ち込んでつらい!人の言葉に傷ついた時どうしたらよい?傷つく5つの理由と対処法を自身の心の傷とつきあい上手な筆者がお伝え

人の言葉に傷つきやすい時どうしたよいのかをご紹介!相手のたったひとことで気持ち落ち込んでしまうことってありますよね。できれば相手の嫌な言葉の影響を受けないようにしたいもの。もともと傷つきやすく何かを言われるとすぐにヘコんでしまう筆者が実践している「傷を和らげるるコツ」をお届けします。

「傷つきやすいのでなんとかしたい」「心に余裕をもっていられるようになりたい」と思っている方には参考になりますよ。

なぜ人は傷ついたと感じるのか?5つの理由

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筆者も誰かに対して「どうして、わざわざ、自分に対してそのようなことを言うのだろう?」と思ったこともありますし、言葉でショックを受けたり落ち込んだ経験もたくさんあります。そんな時「どうして自分は傷ついていると感じるのだろう」と疑問をもち自他の観察を試みた結果、ある法則に気づいたのです。

それは同じことを言われても、傷つく人と傷つかない人がいるということ。どうやら、人の言葉に対して受け手がどう感じるかというのは「物事の受け止め方、考え方の結果」が関係しているようです。まず、なぜ人は傷ついたと感じるのか?5つの理由をあげていきます。

理由1:相手に悪意があるから
理由2:相手にデリカシーがないから
理由2:自分が他人軸で生きているから
理由4:自分が目を背けている現実に関することだから
理由5:自分の心身が弱っているから

自分が傷ついたと感じた時の5つの対処法

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この記事では、あなたの心の「一部分」を少し変えてみることで、あなたの「傷つく」という反応が緩和できるようなお手伝いをしたいと思います。

誰かの言葉に傷つけられたと感じた時に「気にしないように」と思ってもなかなか出来ないもの。なぜならその時点でもう言葉に反応して傷ついているからです。ですが傷つくと感じることには理由もありますし、対処法もありますよ。ここからは、傷ついたと感じる5つの理由をベースに、どいういう対処をしていけばよいのかについて説明していきます。

その1.相手に悪意があるから→対象から距離を置く

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悲しいことではありますが、人を傷つけ弱らせることで不満を解消したり優位な立場に立とうとする人は存在します。相手のことを邪魔に思い、排除するためにわざと傷つけることを言うこともあるでしょう。どちらにせよ「相手を傷つける目的をもって明確な意思で傷つくような言葉を発する」タイプの人です。それは「悪意」と呼ばれるもの。

悪意を受け止めて落ち込むことばあれば相手の欲を満たすことを意味しますが、それは避けたいところ。ですが悪意に反応しないでいることは難しいことです。最善策は、その言葉の発生源から距離をおくこと。そのような人とは関わらないことが大切です。関わる場合は我慢せずに言うべきことは伝え、毅然と対応する対策を探しましょう。

悪意がある人の見分け方ですが、該当する人は言ってもよいと判断した相手を選んで言葉を発します。他の人間に対しては決してそのようなことは言わないのです。観察しているとわかりますよ。

その2.相手にデリカシーがないから→そういう人なのだと割り切る

相手を傷つけようとする意図は全くないのですが、純粋に思ったことをそのまま口に出してしまう人がいます。「デリカシーがないタイプ」です。そういう場合は相手に嫌だと伝えることが大切。相手だってあなたを傷つけたいだなんて思っていません。思いやりのある人ならやめてくれます。何故嫌だと感じるのかという理由とともに「そういうことを言わないでほしい」とはっきり伝えましょう。

デリカシーのない方の判断方法ですが「相手を陥れよう」という意図がないので、誰に対しても同じような発言をしていることが多いもの。ある程度は観察することで悪意の有無を見極めることもできます。自分に悪意を向けてきているのではなく「ただの口が悪い人」と思うことで、少し受け止め方も変わるのではないでしょうか?ただあまりにもストレスを感じる場合は、距離をおくことも必要です。

その3.他人軸で生きているから→相手の感想は相手のものだと割り切る

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「自分はこう見られたい」といつも他人の目を意識している人は、他者の感想による言葉を過剰に意識します。その言葉が誉め言葉である場合は大きな喜びを感じるのですが、期待に見合うものでなかった時に傷ついたと感じ、たった一言で自信を喪失することも。例えば、お気に入りの服をきて自分では似合うと思っていたのに「そのファッションはヘン!」と言われてその服が着られなくなることも。他人軸で生きると、周囲の感想による言葉の影響を受けます。その感想の内容によっては傷つく機会も多くなるでしょう。

どのような生き方をしていても、一定数の割合で否定的な言葉を投げかけてくる人は出てきます。大切なのことは自分が自分をどう思うか。誉め言葉も含めて、相手の言葉はすべて「単なる一感想」だと割り切りることで、心の中で線引きすることも必要です。

その4.自分が目を背けている現実に関することだから→現実を受け入れて行動する

たとえその言葉が事実であっても、劣等感を刺激したり話題として避けてほしいと感じていることがらに関する場合に傷ついたと感じることがあります。この劣等感が強い人ほどネガティブな感情の反応も強くなるでしょう。その状態を放置していると、どのような言葉に対しても感情的になってしまい人と接することが難しくなることも。

その場合は自分の現実を受け入れていることが大切です。筆者は体重が増えた時に、知人から「うわー!おなか出てきたねぇ!」と言われたことがあります。ちょっとグサっときましたがそれは現実。その足で書店に向かい筋トレの本を購入。一日40分のトレーニングをしてみたところ、2週間でウエスト6cm減に成功し理想の体型になったことがありました。相手の言葉に焦点をあてるより「自分のためになることは何か?」を考えて行動した方がよいことが起こります。

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