その6. 自分が正しいと思っている
自分が正しいと思っているので、理不尽なことを言っている自覚がありません。つまり「私の言う通りにしていれば大丈夫」なのです。言われたほうは、おかしいし矛盾しているし納得いかない、と思います。しかし当の本人の中では筋の通った話です。
思い込みの強いところがあり、こういう人に反論するのは骨が折れます。こちらの話を聞く気がなく、「いいから早くやって」というスタンスだからです。
その7. 思いやりがない
相手への気遣いや思いやりがありません。思いやりとは、はさみを手渡す時に持ち手の方を相手に向けるとか、両手がふさがっている人のためにドアを開けるとか、そういう日常の些細なことです。
相手の状況に配慮しない人は、どんなに忙しそうにしていても容赦なく仕事を頼みます。そのくせ自分が忙しい時は、急いで欲しい案件もバッサリ断るのです。「ごめんね」の一言もありません。
理不尽な人への対処法
職場の上司や同僚など、逃れられない立場にいる理不尽な人に接したら、どのように対処すればいいかご紹介します。頑張って理不尽に対応していたら、何も変わりません。あなたが疲弊してしまう前になんとかしましょう。
その1. まずは深呼吸して冷静に
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理不尽な言動にあたると、ついカッとして頭に血がのぼります。反射的に言い返してしまうと、関係がこじれてしまうかもしれません。腹が立つかもしれませんが、まずは一旦深呼吸しましょう。
酸素を取り込み、心を落ち着かせてください。相手の言うことのどこがどう理不尽なのか、何が矛盾や無茶なのか、冷静に考えることが大切です。
その2. 気にしない
「あーなんか言ってんな」と流せるようなら流しましょう。どんな無茶を言われてもできないものはできないのです。自分でやれることをきちんとやっていれば、文句を言わせません。
あなたの立場を悪くするということでさえなければ、気にせず聞き流せば良いのです。いちいちまともに受け止めていたら、混乱してあなたの神経が参ってしまいます。
その3. 正しく反論する
どうしても納得いかないときは正しく反論しましょう。正しい反論とは、論理にブレのないように、ということ。相手は理不尽なことを言っているのですから、きちんと整理すれば必ず隙きを突けるはずです。
気をつけることは、相手を言い負かすのを目的としないこと。論破するのではなく、これこれこういう理由で「私は」できません、と、自分を主語にすると角が立ちにくいでしょう。