なぜか怒られやすいあの人と、なぜか怒られにくいあの人には、どういう違いがあるのでしょうか。今回は怒られやすい人の特徴やその原因について、また怒られた時にどう対処すればいいのかを、10社以上渡り歩いて怒られた人を見てきた筆者が解説します。
- 怒られやすい人の特徴
- その1. 何度も同じミスをする
- その2. 期限や約束を守らない
- その3. 人のせいにする
- その4. 怒られてもへらへらしている
- その5. 自分の意見がない
- その6. おとなしい・びくびくしている
- すぐ怒られてしまう原因
- その1. 話を聞いていない
- その2. メモを取らない
- その3. ふてくされている
- その4. 偉そうな態度
- 怒られた時の4つの対処法
- その1. 誠意をもって謝る
- その2. わからないことは質問する
- その3. 悪いところを分析し、同じミスを繰り返さない
- その4. 落ち込み過ぎず前向きにとらえる
- 怒られにくい人の特徴を参考にしよう
- その1. 向上心がある
- その2. 明るくハキハキとしている
- その3. 報連相がしっかりできている
- 怒られるのは期待されている証拠!向上心を持って取り組もう
この記事の目次
怒られやすい人の特徴
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「なんでできてないの?」「さっきも言ったよね?」と言われるとつらいですね。誰だって怒られたくはありません。毎回怒られてしまう人にはどのような特徴があるでしょうか。怒られても仕方ないなと思える要素が、そこにはありました。
その1. 何度も同じミスをする
「仏の顔も三度まで」ということわざがあります。一度目のミスは仕方ないと許してもらえても、二度三度と同じことを繰り返しては、堪忍袋の緒が切れるでしょう。
ミスによって学ぶことは多くあるはずです。ミスの原因を理解していれば、同じ失敗は回避できるでしょう。
その2. 期限や約束を守らない
提出物の締切、アポイントの時間など、最低限のビジネスマナーが守れない人は怒られて当然です。社会人として守って当たり前のことを破られると、一気に信用を失うでしょう。
ときにどうしようもなく期限を守れないことがあったとしても、事前に知らせておけば問題ありません。いつもきちんとしている人なら、一度の遅れは大目に見てもらえます。日頃の信用を作っておくことが大切なのです。
その3. 人のせいにする
他人に責任を押しつけてはいけません。ダブルチェックが漏れていたとしても、「○○さんが見落としたから」と言うのはアウト。もしそうだったとしても、自分がチェックしきれなかったことを反省すべきです。
人のせいにすることは言い訳ととらえられ、相手を逆上させてしまうでしょう。怒られているとき、すぐに人の名前を出すことはやめてください。
その4. 怒られてもへらへらしている
こちらが腹を立てて注意しているのに、相手がへらへらしていたら。それこそ怒り心頭に発するのではないでしょうか。聞いているのかいないのか、神妙な様子も見せずきょろきょろしたり、にやにやしたり。
反省の色が見えなければ、怒っても怒っても手応えがなく、苛立ちはおさまらないでしょう。
その5. 自分の意見がない
何を言っても言われるがまま、「なぜそうしたのか」と問えば「○○さんに言われたから」。職場では人によって言うことが違うことは時々起こります。自分で考えようとせず、全て言われたままに進めるのは困りものです。
疑問に感じたら確認すればいいのに、直前に言われたことだけを守っていけば支離滅裂、なかなかゴールにたどり着けないでしょう。
その6. おとなしい・びくびくしている
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同じことをしても怒られない人と、怒られてしまう人がいます。理不尽に感じますが、実際にあることです。違いはどこにあるのかというと、その態度にあります。
おとなしく、おどおど、びくびくしている人は怒られやすく、堂々としている人は怒られにくい。怒る側から見ても、やはり怒りやすい人と怒りにくい人がいるのです。おとなしく、反論しなさそうな人に相手は強気に出る傾向があります。