その1. 誠意をもって謝る
まずはしっかりと謝ることです。適当に流すのではなく、言葉と態度で表してください。「本当に申し訳ございません」と頭を下げましょう。経緯の説明や事態の分析、改善策などはお詫びの後です。
先に説明しようとしても、言い訳ととらえられて聞いてもらえません。心から反省していることを伝えることが最初にするべきことです。
その2. わからないことは質問する
頼まれた内容が曖昧のまま進めていたのでは、また怒られる未来が待っています。相手の要望を聞き取り、不明点は質問してはっきりさせておきましょう。
「多分こういうことだろう」と推測や思い込みで仕事を進めないように、注意してください。少しでもわからない点があれば、都度確認しましょう。そのことで相手も進捗がわかり、互いに安心感と信頼が高まります。
その3. 悪いところを分析し、同じミスを繰り返さない
怒られた原因がなんであったかをきちんと分析しましょう。資料の数値に誤りがあった場合、計算式のミスなのか、コピペミスなのかによって気をつけるべき点が変わります。メールの宛先間違いなら、いつから、どうして間違ったのかを確認しましょう。
ひとつひとつ間違いを潰していき、同じミスは決して繰り返さないことです。
その4. 落ち込み過ぎず前向きにとらえる
怒られた時は、精神的に落ち込みますよね。自分を責めてしまうこともあるでしょう。しかし、いつまでも落ち込んでいる必要はありません。
二度と同じ間違いをしないように注意して、次からはきっとうまくやれるはずです。ここで気づけてよかったのだと、前向きにとらえてください。先輩方も、そうやって成長したのですから。
怒られにくい人の特徴を参考にしよう
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なぜか怒られない人、怒られにくい人がいるのは事実です。要領がよくて、ズルいと思うかもしれません。怒られないのには理由があります。せっかくですからそういう人を参考にして、自分も怒られにくい人になりましょう。
その1. 向上心がある
仕事に意欲を燃やし、前向きに取り組む人は、少々の失敗も許されることが多いことに気づきます。それは、もっと効率のいいやり方や、もっと高い成果を求めた上での失敗だからです。
目標があり、それに向かって突き進む人を、周りは応援したくなります。向上心を持って仕事に取り組めば、怒られるよりもアドバイスを多くもらえるでしょう。