不倫うつの症状とは
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そもそも「不倫うつ」とは、不倫がキッカケで気分が滅入り、思うような生活を送れなくなった状態の事を表しています。自分が不倫した場合に発症するのはもちろん、パートナーの不倫が原因で「不倫うつ」になってしまう人も居るのです。今回は、自らの不倫によって、不倫うつになってしまう人について解説していきます。
その1:常に罪悪感が消えない
誰もが悪いこと、いけない事と知っていながら不倫にのめり込んでしまいます。しかし、時間が経つにつれて、その罪の意識がどんどん大きくなっていき、自分でも抱えきれない程の罪悪感に苛まれることになるのです。パートナーを裏切ってしまった自分を責め続け、打ち明けたいけれど、打ち明けられないと言う気持ちの狭間で、自分を追い込んでしまいます。
その2:気持ちの浮き沈みが激しい
不倫うつになってしまうと、自分の気持ちをコントロールすることができなくなってしまいます。家族との食事中に、突然悲しくなって涙を流してしまったり、仲の良い友人との楽しい時間でも、気分が沈んで、何も話せなくなったりするのです。症状がひどくなってくると、他人と過ごすことが煩わしくなり、どんな些細なことにも敏感に反応するようになってしまうでしょう。
その3:睡眠障害、摂食障害になる
うつ状態が続き、精神的に辛い期間が長くなると、心の症状だけではなく、身体にも様々な異変が現れてきます。その中でも自分で気付きやすい症状が、睡眠障害と摂食障害です。不安や緊張、ストレスなどから眠りが浅くなったり、何度も目を覚ましたりしてしまいます。食欲もなくなり、食べようとすると気持ちが悪くなったり、空腹感を感じなくなるのも特徴です。
不倫うつになる原因
それでは、なぜ不倫うつになってしまうのでしょうか?誰に勧められたわけでもなく、自ら足を踏み入れた不倫によって、自分自身が苦しんでしまうのには、あなた本人に原因があります。不倫うつになってしまう理由を確認していきましょう。
その1:不倫相手への強烈な依存
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不倫相手に対して、依存心が強いことが原因で、不倫うつ状態に陥ってしまうことがあります。不倫が始まったころは、毎日会えなくても、連絡が取れなくて不安でも「不倫だから仕方がない」と思えていたのに、気付けば相手を独占したい気持ちに支配されてしまうのです。異常なほど相手の事ばかり考えてしまい、1人の時間が長いほどうつ状態が深刻化するでしょう。
その2:思い通りにいかずストレス
浮気や不倫を始めた頃は、お互いの感情が燃え上がっているので、毎日のように連絡を取り合い、少しでも会える時間があれば一緒の時間を過ごすものです。しかし、交際期間と共に、家庭で疑われたり、仕事が立て込んで、なかなか会う時間を作れなくなることもあります。不倫の場合、電話も自由にかけられません。「もっと会いたい」「自由に声が聞きたい」と、不満と不安が大きなストレスになり、うつ状態になっていくのです。