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蝶は縁起がいいサイン?色別・海外での意味をスピリチュアル好きの筆者が大解説!

春の訪れを知らせてくれる代表的な昆虫として知られている蝶。パタパタと羽ばたく姿から、神秘的な美しさを感じますよね。スピリチュアルな世界では、蝶は再生・復活などを象徴し、縁起がいいものといわれています。ここでは、なぜ蝶が縁起のいいものといわれるようになったのか、スピリチュアル好きの筆者が大解説しますよ。あなたにも、蝶からサインが届いているかもしれません。

蝶が縁起いいといわれる理由

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蝶は古くから世界中で縁起物として知られています。縁起がいいといわれる理由は、蝶の生態系に。蝶は、卵→幼虫→さなぎ→美しい成虫へと進化します。幼虫のころからは想像もできないような美しい姿に変貌することから、美の象徴となり、縁起がよいものという認識が広がりました。

特に、幼虫からさなぎになると、成虫になるまでは死んだように固まった状態になりますよね。さなぎから成虫になる様子から復活や再生、変化という意味ももつと考えられるようになったといわれています。

日本では魂の象徴

現在でこそ蝶とよばれますが、遙か昔の日本では「ひむし」といわれていました。ひむしの「ひ」は魂や生命力を。漢字では「霊」と書くこともありますよ。古くから日本では、人の体から「ひ」が無くなることが死を意味しています。

人の体から抜け出たひは、天へと飛んでいくのに、蝶の姿になると考えられていました。そのため、ひむしは、先祖の霊の化身・知人の魂の化身・その場所や人にゆかりのある魂の化身として、魂の運び手となる蝶を殺すことは御法度だったのです。

家紋にも使用されている

蝶は古くから日本でも縁起がいいものとされ、江戸時代には武士の間でも吉兆のシンボルとなっていました。蝶は成長していく過程から、「不死」や「不滅」の意味を持つ神聖な生き物。そのため、家紋にも蝶を図柄としたものがあります。家紋は一族の繁栄を願う非常に重要なものですよね。

有名なのが、平氏一文の「向い蝶」です。その名の通り、向かい合った蝶がデザインされた家紋で、平清盛の父が朝廷より賜った鎧に向い蝶の文様があったことから、平氏の代表的な家紋になったといわれています。

蝶は色によって意味がかわる

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縁起がいいといわれる蝶ですが、見かけかけただけでも運気が上昇するといわれます。再生・変化・不死の意味を持つ蝶は、神様や高次例、神様の使いともいわれ、高次の存在が操りやすい生き物として、あえて蝶を選んでいるともいわれるほどです。幸運のシンボルである蝶ですが、蝶の色によって吉兆の内容が変わるとされていますよ。代表的な色別の意味をご紹介しましょう。

<色別の意味>

【青い蝶】勝負運や仕事運を運んでくる
【白い蝶】幸せの予兆や天使たちの守護、天使たちのサポート
【黄色い蝶】金銭面や仕事面の運気上昇、宇宙からのメッセージ
【黒い蝶】神様や死神の使い

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