邪気の払い方とは？5つの方法と浄化で得られる5つの効果を浄化に詳しい筆者が解説します

邪気を払う最もシンプルで有効な方法は、掃除をして場所を清めることです。邪気はゴミや汚れのある不浄な場所に溜まりやすい性質を持っています。ゴミを片付け汚れを掃除することで、空間に溜まっていた邪気を払い、場のエネルギーを清浄に戻すことができるのです。掃除をする時には、必ず換気をして空気の入れ替えもすることが大切。邪気は空気の通らないこもった場所にも溜まりやすいもの。換気をすることで部屋に溜まっていた邪気は外に流れ、外の新鮮な空気と一緒に清浄なエネルギーが流れてきます。

また、玄関や水回りは特にこまめに掃除して清潔にしておきたい場所です。玄関は外から持ち帰ってきた邪気が溜まりやすく、トイレやお風呂、台所など水回りにも、汚れやすい場所であるために邪気が溜まりがち。部屋の中だけでなく、玄関や水回りも常に清潔に保つようにしましょう。

塩には古くから、場所やものを浄化する力があると信じられてきました。塩の持つ浄化効果とは、場所やものの邪気を吸収し、気の状態をマイナスからゼロの状態にリセットするというもの。そのため、場所やものを浄化して清浄な状態に戻したい時には、塩の浄化効果を活用するのが有効です。

塩を用いた浄化は、必ず粗塩を用いるのがポイント。清浄に保ちたい場所の出入口に盛り塩をすることで、外から入って来る邪気を防ぐ効果が期待できます。また、粗塩をお風呂に入れて入浴することで、身体についた邪気を払う効果も。体内から邪気を浄化したい場合は、一つまみの粗塩を口に含み、コップ一杯の水を飲むのが効果的です。

人が使って古くなった物には、その持ち主の邪気が込められています。そのため、壊れた物やもう着なくなった服を取っておくと、邪気がその保管場所にも溜まってしまうのです。がらくただらけの押し入れやクローゼットは、家の中でも邪気が溜まりやすいポイント。そこで、不要な物と必要な物を仕分け、不要な物を思い切って処分することで、押し入れやクローゼットに溜まった邪気を払うことができます。

断捨離をすると空間によどんでいた邪気が払われ、空いたスペースに新しいものを呼び込むポジティブなエネルギーが満たされていきます。断捨離をすると心がスッキリするのは、それまで影響を受けていた邪気が払われたためでもあるのですね。

スピリチュアルに興味のある人は、パワーストーンの中には魔除けの効果があるものもあることをご存知かもしれません。パワーストーンとは、特殊な力があると信じられている宝石・半貴石のこと。パワーストーンの魔除け効果とは、邪気を払う効果と同義です。邪気を払う効果があると言われているパワーストーンは、クリスタル(水晶)・アメジスト・タイガーアイ・モリオン(黒水晶)など。パワーストーンはアクセサリーとして持ち歩くだけでなく、家の玄関や部屋に置いておくことでも、邪気払いの効果を発揮してくれます。

パワーストーンを邪気払いのアイテムとして用いる場合は、石を定期的に浄化してあげることが必要です。塩・日光・水などで石を浄化することで、石の中に吸収された邪気が取り除かれ、邪気払いの効果を保つことができます。

パワースポットとは、自然や建物の持つプラスのエネルギーが満ち満ちており、そこを訪れた人にもポジティブなパワーを分け与えてくれる場所のこと。パワーストーンは世界中に多く存在していますが、その中でも神社仏閣は、邪気を払ってくれる最も身近なパワースポットと言えるでしょう。神社やお寺の境内はいつも綺麗に掃除され、清浄なエネルギーで満ちているのを感じられますよね。

神様・仏様の住まいである神社仏閣を訪れて参拝することで、身にまとった邪気を払っていただくことができます。厄払い・厄除けの神社仏閣が近くに無い場合は、あなたの街にある「氏神様」と呼ばれる神様を祀っている神社を参拝すると良いでしょう。また山や海など自然の多い場所に行くことでも、邪気払いの効果が期待できます。太陽や水、自然の石や樹木に触れることで、邪気をリセットすることができるのです。

邪気の影響を受けるとモヤモヤした気分になり、気が塞いで何事にも意欲が湧かなくなってきます。邪気を払うことで、まず気分がスッキリする効果を実感できるでしょう。散らかった部屋を掃除したり、お風呂に入って身体を綺麗に洗ったりすることで、気分がスッキリとリフレッシュされた経験は誰にでもありますよね。これは場所や身体についていた邪気が払われ、邪気が精神状態に及ぼしていた悪影響も取り除かれた証拠。邪気を払うことで後ろ向きな気持ちがリセットされ、やる気も湧いてくるようになります。

身体が邪気の影響を受けていると、肩や首に痛みが起こったり、身体が疲れて重く感じるなどの症状が現れます。邪気を払うことで、身体の不快感や疲労感が抜け、身体が軽くなることも。

邪気を指す言葉である「穢れ(ケガレ)」は、「気枯れ」、すなわち気(エネルギー)が枯れた状態を意味すると言われています。邪気が身体につくことで肉体的なエネルギーも枯れてしまい、疲れや痛みを感じるのです。邪気を払うことで、それまで枯れていた肉体的なエネルギーが復活し、身体は元気を取り戻すでしょう。邪気が払われることで病気を寄せ付けにくくなり、健康運が上がったと感じる人も多いはずです。

邪気がついていると考え方が後ろ向きになり、「ツイてないな」「私は運が悪いな」と思い悩むことが多くなります。実際、金銭面や恋愛で不運だと感じられる出来事も起ってくるでしょう。邪気には運気を停滞させ、不運を呼び込む力があるのです。邪気を払うことで、停滞していた運気の流れが良くなり、ラッキーな出来事を呼び込めるようになります。恋愛が上手くいったり、お給料が上がったりと、嬉しい出来事が次々に起こるようになるでしょう。

目に見えない運気の流れを良くするためには、運気を停滞させる原因である邪気を払うことが重要なのです。こまめに邪気を払い浄化することで、運気は格段にアップしていきますよ。

病気や事故などのトラブルは、邪気が原因となって起こる場合もあります。また喧嘩など人間関係のトラブルも、人の悪意という邪気によって起こされるものです。邪気を払い、場や人の持つ波動を浄化することで、こうしたトラブルを避けることができます。

散らかって空気がよどんだ部屋とすがすがしく清潔な部屋では、どちらが喧嘩が起こりやすいでしょうか。もちろん清潔な部屋の方が、そこで過ごす人が穏やかで仲良く過ごせそうですよね。病気や事故も同じように、邪気の溜まった低い波動に吸い寄せられて起こるもの。邪気を浄化してクリーンな状態を保つことで、思わぬトラブルに遭う確立はグッと減らすことができるのです。