スピリチュアル見えない力

雷のスピリチュアルな意味3つ!何かの前兆?晴れ・豪雨など場面別のメッセージを天気占い好きの筆者が解説!

近くで雷がなったり、近くに雷が落ちる時。実はそこにスピリチュアルな意味が隠されていることがあります。悪天候に見舞われた際などに、誰しも雷を経験したことはあるかと思いますが、その意味まで考える方は少ないでしょう。

しかし天や高次の存在が、雷という私達に分かりやすいサインを使って警告や導きを示してくれているのかもしれません。本記事ではそんな雷の持つ意味や、雷に遭遇した場面別のメッセージを天気占い好きの筆者が解説していきます。

雷とスピリチュアルの関係

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そもそも雷は、積乱雲などによってもたらされる自然現象です。凄まじい電力と波動を持っていて、時に人の命を奪ったり、ものを壊すこともありますよね。そんな雷は天災と捉えられことも多いですが、実はスピリチュアルの世界では強い浄化作用があるものと考えられています。

古来より落雷した場所の一帯は不浄のものが消えて清められた状態になる言われており、とてもありがたいものだとされてきました。さらには、強力なパワーで田畑に豊作をもたらすとも考えられていたので、雷の光は「稲妻」や「稲光」と名付けられたと伝えられています。その他にも、水晶などのパワーストーンを浄化することもできるので、パワーストーンを持っている方達にとっても恵の現象と言えるでしょう。

また、雷と一緒に降る雨にも浄化作用があるとされており、人々の嫌う雷と豪雨はスピリチュアル世界ではポジティブなものと位置付けられています。とてもパワフルで少し恐ろしい力でもありますが、そのヒーリングを私達は知らず知らずのうちに受けているかもしれません。

雷の語源は「神鳴り」

雷はもともと「神鳴り」が語源で、神によって鳴らされているものだと信じられていました。雷自体を神と解釈することもあり「神成り」も語源の1つとされています。

また、漢字の「申」は雷の稲妻の形から作られた象形文字で、下に降る稲妻を象って作られたと言われていますよ。古来では雷が神の申しているお告げとして捉えられてことを表していますね。古来の人々は雷の強大な力を崇拝し、神からのサインとして解釈していたのです。「神」という漢字も「示すへん」と「申」で作られていますが、これは「示すへん」が「祭壇」を表しています。つまり祭壇に落雷という意味で、神を表している漢字なのです。人間にとって雷や落雷が神に近い存在だったかを、強く感じさせる漢字の成り立ちですね。

雷は雷神様と龍神様に関係している

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古来より雷を鳴らしている神は雷神様・龍神様だと考えられています。雷に凄まじい力があるのも納得ですね。さらに雷が雷神様・龍神様そのもの化身だという解釈もあります。

雷神様・龍神様によってもたらされる雷には超越的な浄化の力があり、落雷した場所を聖地のように清らかな気が満ちた場所に変えるとも言われていますよ。豪雨とともに地球を浄化し、万物の暮らしやすさを支えてくれているのかもしれません。八百万の神を信仰する神道では、神社でお祓いや祈祷の際に使用する御幣にも雷の稲妻を象った紙が使用されています。神様が雷には深く関係していることがよく分かりますね。

雷のスピリチュアル的な3つの意味

雷が神様と深く関係していることは分かりましたが、その具体的な意味は一体どういったものなのでしょうか。そこで今回は、雷の持っている基本的な意味をご紹介します。何を意味してかを知ることで、雷に遭遇した時の捉え方を心得ることができるでしょう。

1. 変化の訪れ

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雷は「変革」や「覚醒」の意味を持っており、変化の訪れの前兆とも言われています。一度立ち止まって、全てを見直すべきだというメッセージだと解釈できますよ。自分の身の回りの環境をよく見直し、今一度考え直すことで何か新しい発見があるかもしれません。雷を見た時に悩みを抱えていたり、調子の停滞を感じる場合には吉兆と言えるでしょう。

2. 戒めのお告げ

雷には「やり直し」を暗示する戒めのお告げだとも言われています。悪習慣が続いているなどの心当たりがある方は、今一度気を引き締めてみるのが良いかもしれません。疎かな生活習慣や仕事へ取り組む姿勢など、悔い改めてやり直す機械だと解釈して、自分自身と向き合ってみましょう。

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