甘えが不登校にさせてしまう?不登校の子の特徴や対処法を3人の子供を持つ筆者が解説
不登校の子にやってはいけないこと
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最後に不登校の子供にやってはいけないNG行為について説明していきます。我が子を心配するあまり、次のようなことは絶対にやらないよう注意してください。
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1.怒る
大前提として意識して欲しいことは、「子供に対して怒ってはいけない」ということです。不登校そのものを怒ってしまうと、親の怒りを子供がまともに受けてしまい、どうしたらいいかがわからなくなってしまうもの。問題が改善されるどころか、逆効果になってしまう可能性も多いにあります。必要に応じて子供を叱ることは大切ですが、怒ることと叱ることを履き違えないように親としても気をつけなくてはいけません。
2.人格を否定する
人格を否定することも絶対にやってはならないことのひとつ。自分の子供が不登校になると親はどうしても周囲の目を気にしてしまいますから、厳しい口調で子供を責めてしまう可能性もあります。このような状態は次第に感情が熱くなり「だからあなたはダメなのよ」と人格を否定してしまう言葉につながる恐れも。子供のやる気を起こさせるつもりの言葉かもしれませんが、むしろその言葉が子供の自信を失わせてしまうので、立ち直れなくなってしまうかもしれません。
筆者の経験:我が子が不登校になりそうになったとき会話をする機会を増やした
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筆者には3人の子供がいますが、不登校になりそうになったことがありました。叱咤のために厳しいことを言いたくなりましたが、できるだけ会話をする機会を増やしたのです。なぜ学校に行きたくなくなったのかをしっかりと受け止めて、時間をかけて子供の良い点を認めていくことを心がけました。今では3人とも社会人ですが、この記事を書いている間でもあの頃のことをよく思い出しています。
子供が不登校になったときは決して責めるのではなく相手の言い分もしっかりと聞くこと
我が子が不登校になった時は、決して責めるようなことはせず、子供の言い分や話ををしっかりと聞いてあげましょう。お互いの信頼関係を築くことで、親子の絆も深まるはずです。