人生の悩み

ダメ出しばかりする人の心理や特徴とは?どんな対処すればいいのかビジネスマン歴30年の筆者が解説

あなたの身近なところにダメ出しばかりする人はいませんか?その人は、もしかすると何らかの原因で他人を肯定することができない人なのかも。なぜ全てのことを否定し他人にダメ出ししてしまうのでしょうか?今回はそんなダメ出しばかりする人の心理や特徴、そして、その人への対処法などビジネスマン歴の長い筆者が解説します。

ダメ出しばかりする人の心理

image by iStockphoto

ダメ出しをする人は、これでもかと思うくらい否定してきますよね。「あれもダメ!これもダメ!」と言ってきます。あなたは何が悪いのか分からず困ることも多いのではないでしょうか。実は、ダメ出しばかりする人にはある心理的な特徴があります。詳しく解説しますので、ぜひっチェックしてみてください。

1.優位な立場になりたい

ダメ出しばかりする人は、相手より優位な立場になりたいと思っている傾向があります。なぜかというと、自分が劣等感を抱いているから。そのため相手にNOを突きつけることで、自分のストレスを晴らしているのです。

2.細かいことが気になる

細かいことがすごく気になるのも、ダメ出しする人の心理です。かなりの神経質でちょっとしたことでも、気になってしまうのでしょうね。仕事でも社内ルールから少し外れているだけで気になってしまい文句を言ってくる。ある意味きちんとした性格なのですが、周りの人にも自分の考え方を押し付けているだけなので、あまり良いとは言えません。

3.自分も同じ経験をしている

ダメ出しばかりする人は、自分自身も上司や先輩から同じことをされて、それを他人にやっている可能性があるかもしれません。意地悪な性格をしているのかも。自分が嫌なことをされたので、他の人にもダメ出しをして嫌な思いを味わせるのは言語道断です。

ダメ出しばかりする人の特徴

image by iStockphoto

では、ここでダメ出しばかりする人の特徴にはどんなものがあるのでしょうか。このような人は、どんなことに対しても否定するという特徴がありますが、それは性格が影響しているのか解説します。

1.意地が悪い

ダメ出しばかりする人は、意地が悪いことが特徴として挙げられます。簡単に言えば*素直ではないということ。仕事でも部下や後輩が仕上げたものを心の中では、「クオリティに問題はない」と思っていても、その点に触れることはありません。いやらしいですが、重箱の隅をつつくように悪い点を見つけようとしているだけ。本人は深く考えずに軽い気持ちで指摘するのですが、ダメ出しされた方は嫌な気持ちになるのは言うまでもありません。

2.褒めることができない

ダメ出ししかしない人は、誰に対しても褒めることができません。心の中では、「なかなか良い内容に仕上がっている」と思っても、そのことを決して言葉にすることがありません。「悪くはないね」と素っ気ない態度を取るばかり。普通なら「よく頑張ったね」と言いたくなるものですが、ダメ出しばかりする人は「悪くはないね」というのが、本人なりの褒め言葉と取ることもできるかもしれませんが。

次のページを読む
1 2 3 4
Share: