スピリチュアル

皆既月食は運命・運気に影響する?スピリチュアル的な4つの意味を天体現象に詳しいの筆者が解説!

月が地球の影にすっぽりと重なる。神秘的な天体現象である「皆既月食」を、皆さんも1度は空やテレビ、写真で見たことがあるでしょう。そしてさまざまな天体現象にはスピリチュアル的な意味があり、皆既月食も例外ではありません。そこで今回は、皆既月食にまつわるスピリチュアル的な意味を天体現象に詳しい筆者が解説します。天体とスピリチュアルの関係が気になる人や、天体現象の神秘について詳しく知りたい人はぜひチェックしてみてくださいね。

皆既月食はどんな天体現象?

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皆既月食とは、地球の影が月の全体を覆い隠す天体現象です。月が地球の影に完全に覆われ、太陽光が完全に遮られることで、普段とは異なる色調の月になります。この色合いは赤みを帯びていることから、各国で『ブラッドムーン』とも呼ばれており、地位域によっては吉兆、または不吉の証として捉えられることもあるようです。

皆既月食は体調やツインレイに関係するスピリチュアル現象?

皆既月食はスピリチュアル的な観点からみて、体調やツインレイの存在に関係していると考えられています。まず体調に関していえば、皆既月食の発生はエネルギーの変動を表すため、一部の敏感な人は体調を著しく崩す可能性があるのです。さらに皆既月食の際は月の引力による人間の内圧の変化も発生し、自律神経も乱れやすくなります。また、ツインレイに関しては皆既月食によって生じる新たな変化によってもたらされると考えられてるのです。皆既月食にが引き寄せる新しい力の流れが、今はまだ出会っていないツインレイの存在を暗示することがあります。この皆既月食のタイミングで知り合った人のことは、ぜひ意識してみてくださいね。

皆既月食は運気の下がる現象?

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皆既月食には、古来より不吉の意味があるとするスピリチュアル的な意見もあります。しかし、実際は皆既月食には浄化やデトックスの力があるという意見が一般的で、特に運気が下がるという確証はありません。見た目の禍々しさが、古来の人々には災いの予兆に見えたのかもしれません。一方で、月の変化は私たちの心や体に変化を与えます。そのため、皆既月食のタイミングで体調不良を起こしたり、心が落ち着かない・落ち込むなどのメンタル症状を実感したりする人は少なくないでしょう。この不調はスピリチュアルではなく、引力や神経の作用に起因するものです。

月食の縁起とは?古来の日本では不吉を意味する忌事だった

古来の日本では、皆既月食を吉凶の兆しだと考えられていました。不吉なことが起こる前触れだと考えられていた説があり、今よりも人々は深刻な忌事として認識していたようです。書物でも、月食や日食の光は穢れとして記されています。和歌や文献などにも皆既月食のことが記されていますが、どれも恐れや違和感を記すものが多いようです。

月食・日食は見ないほうが良いという考えも

月食や日食を見ない方が良いという考えは、古来の日本とアーユルヴェーダにおいて取り入れられています。古来の日本では月食を月が蝕まれると書いて『月蝕』と記しており、極めて縁起が悪いと考えられていたようです。特に天皇は御簾を下げて、日月蝕の光を浴びないようにしていたという記録も残されています。また、アーユルヴェーダでも月食や日食を見るのはよくないこととされているのです。月食や日食の日は自宅中のカーテンを閉め、動物を屋内にしまい、家の中で瞑想や断食をするというのが推奨されている過ごし方。これは月の引力が変化することに起因した考えで、現代にも形を変えて継承されています。

半影月食・部分月食のスピリチュアル的な意味とは?

月の半分だけ、または部分的にだけ発生する月食にも、皆既月食と同じようなスピリチュアル的意味が含まれています。解放やデトックス、新しい風など、心機一転のチャンスになるタイミングになるのです。さまざまな物事を自分から削ぎ落とし、自分を一新させる天体イベントとして捉えてみてください。ぜひ皆既月食と同じように、ゆったりとした気分で観測してみましょう。

日食にもスピリチュアル的な意味がある

太陽が隠れてしまう日食にはリセットの意味があると考えられています。何かを始めてもリセットの作用が大きく働くため、うまくいきづらいそうです。そのため、日食のタイミングでは大きく人生を動かすようなことは控えるのがおすすめ。なるべく慎重に、大きな変化を起こさないように過ごすようにしましょう。一方で日食は、精神的な部分に深く影響するともいわれています。そのため、心を使うようなクリエイティブな活動を始めるにはおすすめのタイミング。文章を書いたり音楽を作ったり、芸術を嗜んだりするような心の活動を意識してみてください。

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