スピリチュアル見えない力

蛇の抜け殻は縁起が良い?重宝される5つの理由と蛇の種類別の効果をスピリチュアル好きの筆者が解説!

蛇は都度脱皮を行って生きる爬虫類。道端や草むらなどでその抜け殻を見たことがある方も少なくはないでしょう。

神の使いであるとも信じられている蛇は実は神聖な生物。昨今では怖がられたり気味が悪がられるような蛇の抜け殻も、実は古来より縁起の良いありがたいものとされています。本記事ではそんな蛇の抜け殻がありがたがられる5つの理由と、その具体的な効果をスピリチュアル好きの筆者が解説。是非チェックして見てください!

蛇とスピリチュアルの関係

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蛇は古来より神様の使いと考えられており、とても神聖な生き物とされてきました。現在でも神社で出会うと幸運が訪れたり、高次のパワーが授かれるとされています。

蛇の独特の長い体や鱗のある皮膚などから、嫌厭する方も一部にはいますが実はとてもスピリチュアルと縁のある高貴な存在なのです。特に弁財天様や龍神様の使いや化身と言われているので、崇拝の心を忘れてはいけませんよ。特に蛇と突然遭遇したり、遭遇しそうにもないような場所で遭遇した場合などは、その蛇は強いメッセージを持っていると考えられます。高次からの力添えに感謝して、メッセージを素直に感じてみましょう。

蛇の抜け殻が重宝される5つの理由

元来蛇の存在自体が縁起の良いものであるとされてきたので、現在でもその抜け殻には力が宿っていると考えられています。ここからは様々なスピリチュアルな現象の象徴とされていきた蛇の抜け殻が、現在まで重宝されてきた具体的な理由を5つご紹介。是非チェックしてみてください。

1:弁財天の使いだとされているから

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七福神の中に唯一いる女神として有名な弁財天様は、もともとインドに伝わるサラスヴァティーという神様でした。サラスヴァティー様は聖なる川の神で、豊穣や芸術の守神だと考えられています。そんなサラスヴァティー様が日本に伝来し、仏教の守護神の1柱となりました。

そして日本に信仰が広がった弁財天様は長寿や金運を与える神であり、使いとして白蛇を従えています。蛇の中でも特に白蛇が尊いとされているのはこのためです。やがて弁財天様の使いである蛇の抜け殻にも、金運上昇や長寿などの幸福が宿っていると考えられるようになりました。

2:ネズミの天敵だから

古来より蛇は、田畑の農作物を食い荒らすネズミを食べてくれる農民の強い味方でした。ネズミの天敵として農民たちの田畑と生活を守っていたため、やがて財運の神として祀られるようになったと言います。

農作物が守られることは、食べ物に恵まれた潤いのある生活が守られること。そのため蛇は財の象徴、守り神として信仰されるようになったのです。尊い存在となった蛇の抜け殻は蛇と同等の効果を持つと考えられ、古くから幸運のお守りとして大切にされてきました。

3:幸運や金運が身(巳)に付くから

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蛇は古来より巳(み)という名でも呼ばれているため、巳と身に付くの身をかけ、抜け殻にはご利益が付いていると考えられてきました。少々洒落のようなニュアンスは含みますが、巳という別名は大切にされており、弁財天様の縁日も使いの蛇にちなんで巳の日とされています。

4:脱皮する姿が再生を象徴しているから

脱皮を繰り返して生きる蛇の生態は、古来より命の再生の象徴とされていました。古い自らの皮を脱ぎ、新たな自分で生きていく浄化と再生のイメージは、人々に希望を与えます。そんな蛇の再生を意味する抜け殻は、自ずと命の循環の一部とされ強い力を持つと考えられるようになりました。

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