生理で情緒不安定になる?落ち込む?7つの対処法をメンタルヘルスに詳しい筆者が解説!
8:婦人科やメンタルクリニックを受診する
月経期間のメンタルの不調がひどい場合は、迷わず婦人科やメンタルクリニックを受診してください。生活に支障が出るレベル、自力のケアがきついと感じるレベルであれば、専門医に相談することでしっかりケアすることが可能です。体の不調が強い場合はまず婦人科を受診し、精神的な症状もひどい場合は心療内科を受診してみましょう。
薬や漢方の処方、生活指導など、自分では行えない専門的なケアで月経中の心身をサポートしてもらえます。産婦人科や心療内科の受診にハードルを感じる人も多いかもしれませんが、まずは気軽に相談する感覚で受診してみてくださいね。1人で抱え込まずに専門医へ相談するだけでも、心が少し軽くなるはずです。
生理前・生理中のイライラを抑える方法も覚えておくと安心
生理前・生理中のイライラを抑える自分なりの方法を覚えておくのも、月経期間のメンタルをケアする重要なポイントです。自分がイライラしやすいポイントや環境、相手を把握したり、イライラを抑え込めるアイテムや食べ物をピックアップしておいたりすると、自力でケアしやすくなります。イライラのポイントや効率的な解消法は人によって異なるものです。自分にしかできないケアが必ずあるので、ぜひ意識して方法を探ってみましょう。
自力のケアにこだわって無理をする必要はありませんが、ある程度対処法を整備しておくといざという時も安心して月経期間を過ごせるはずです。
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生理前・生理中は気分が落ち込む・情緒不安定になると割り切るのも手
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生理前・生理中は「女性の体やホルモンの構造的に気分が落ち込む・情緒が不安定になる」と、割り切って過ごすのもおすすめ。不調を受け入れることで「悩んでもしょうがないので休も」「重要な判断や決定は先送りにしよう」というように、自分の状態を理解して過ごせるようになるはずです。今は努力をしたり頑張ったりするタイミングではないと割り切り、ぜひ思い切り休んでリラックスすることに集中してみてください。食事制限やダイエットをしている場合は、月経期間を好きなものを食べれるボーナス期間として認識するのもおすすめですよ。
生理前にできる気分の落ち込み・メンタル不安定の対処法
ここからは、生理が来る前や普段の生活の中で実践できる生理期間のメンタル不調の対処法を紹介します。いつもの生活に取り入れられる手軽な方法をまとめているので、普段から無理のない範囲で実践してみてくださいね。
体を労る食生活を心がける
生理前だけでなく、普段から体を労る食生活を心がけていると月経期間の不調はひどくなりにくいといわれています。野菜や果物をバランスよく摂取したり、水分を十分に摂取したりする食生活を普段から心がけていれば、月経期間の不調が最小限に収まる可能性が高いでしょう。
普段からストレッチや運動を行う
普段から血行や気が滞らないように、適度なストレッチや運動を続けることも大切。短期間だけ集中して体を動かすのではなく、継続して体を動かすことを意識してみてください。無理をしてまできつい運動を長時間行う必要はないので、散歩や柔軟、ラジオ体操など簡単に行えるものを生活に取り入れてみましょう。YouTubeの動画や本などを参考に運動を行うのもおすすめです。