人生の悩み人間関係

考え過ぎないための9つの方法!深く考え込むことのデメリットも心理学好きな筆者が解説

世の中には色々な性格の人がいますよね。あまり物事を深く考えずに自分の思うがままに生きている人もいれば、ほんの些細な出来事にも神経をすり減らすほど考え込んでしまう人もいます。一つ言えることは、考え過ぎる性格よりも楽観的な性格の方が、はるかに生きやすいという事。とはいえ、深く考え過ぎてしまう性格の人にとっては「楽観的になれ」と言われたところで、そう簡単にはできないものです。そこで本記事では考え過ぎないための9つの方法と、深く考え込むことのデメリットを詳しく解説していきます。考え過ぎで悩んでいる人の参考に少しでもなれば幸いです。

考え過ぎる性格はメンタルに良くない

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人は「自分ではコントロールできないことに対して抱く恐怖を克服するために、思考をフル回転して安心感を得る」といいます。特に神経質な人や不安傾向が強い人は、考え過ぎる性格になりやすいでしょう。

深く考えることで安心感を得ようとしているわけですが、考え過ぎはメンタルに良くないとされています。なぜなら人はポジティブな内容ではなく、ネガティブなことに対して深く考え込む癖があるからです。ネガティブな内容ばかり考えていると気持ちが落ち込み、不安感が徐々に増していきます。そのうちにメンタル疾患に繋がるケースも多いため、考え過ぎる性格は良くないとされているのです。

自分の考えが全て事実とは限らない

考えすぎる人は、「自分の考えが全て事実である」と思い込んでいる傾向があります。本当は自分の思い込みによる勘違いであって、ただの妄想に過ぎないという事も十分にあり得るのです。まさに取り越し苦労ですよね。それでは、考え事に費やしている時間も体力も無駄だと思いませんか。

深く考え過ぎてしまう人は「今考えている事が事実とは限らない」と考える癖をつけると良いでしょう。それが安心感に繋がり、繰り返される思考を一旦ストップできるはずです。

考え過ぎないための9つの方法

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物事を深く考え過ぎてしまう人にとって「考えるのをやめろ」と言われても、それはとても難しいことですよね。それが出来ていれば今頃こんなに悩んでいない、と思うのではないでしょうか。今回は、頭の中で永遠と繰り返されてしまう思考をストップさせるための方法を9つご紹介します。

その1 考えすぎる性格を受け入れる

まずは、考えすぎる性格を受け入れることから始めましょう。深く考える癖のある人は、真面目な性格である傾向が強いです。「考え過ぎる自分はダメだ」などと自身を責めるのではなく、「これも自分なんだ」とあるがままを受け入れる事が大切になります。その上で改善策を考えて行動に移しましょう。

そもそも考え過ぎる性格は、「慎重」「責任感がある」「気遣いができる」など長所として捉えることもできます。

その2 ポジティブ思考に変換する

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考え過ぎている時は、決まって同じ内容が永遠とループしている状態にあります。まさに、負のループにはまっている状態と言えるでしょう。まずは、その負のループを断ち切って悪循環から抜け出すことが大切ですその上で、ポジティブ思考に変換するよう心掛けてみましょう。

ポジティブ思考な人は幸運を引き寄せ、ネガティブ思考な人は不幸を呼び寄せるといわれています。無理やりにでも前向きな思考に変換することで、幸運を呼び寄せましょう。

その3 考えてもいい時間を決める

あらかじめ考えてもいい時間を決めて、考え事をする方法もおすすめです。負のループにはまり抜け出せない時、何時間考えても答えを導き出すことはできませんよね。それではいつまで経っても埒があかないでしょう。そこで「5分間だけ考える」などと時間を設定し、その時間内で考え事をするようにします。そして5分経ったら切り替えて、別の行動に移すようにしましょう。

その4 考えを紙に書き出す

何時間考えても答えが出ないときや、同じ考えをずっとループしてしまうときは、一度紙に書き出してみましょう。考え事をしている時、脳は混乱状態になっています。頭の中でゴチャゴチャと絡み合っている考えを一度紙に書き出すことにより、考え事がスッキリと整理されるのです。また、今考えている内容が目に見えて分かるので、客観的な判断もしやすくなるでしょう。

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