七福神とは何の神様?7人それぞれのご利益や由来を神道に詳しい筆者がわかりやすく解説! – ページ 3 – Mistory[ミストリー]
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七福神とは何の神様?7人それぞれのご利益や由来を神道に詳しい筆者がわかりやすく解説!

七福神めぐりには日本橋や淡路島が最適?スポット名とご利益を紹介

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ここからは、七福神を合わせて参拝できる七福神めぐりに適したスポットを紹介します。日本橋や淡路島などには、七福神がそれぞれ祀られる神社が固まって点在している場所があるのです。ぜひ七福神全員に挨拶し、日頃の感謝を伝えてみてください。

日本橋の七福神めぐりとご利益

日本橋の七福神めぐりは、全て神社で構成されているのが特徴。それぞれの神社の距離も比較的近いため、短い時間で七福神を全て巡ることができます。日本橋や人形町などを中心に神社が広がっているため、下町の景色やレトロな雰囲気も楽しめるのが魅力です。ルートが固定されているわけではないため、自分の参拝したい神社だけを参拝することもできます。巡る順番を自由に決めて楽しく参拝してみましょう。有料で揃い色紙や宝船などが購入できるのもポイント。各神社で御朱印をもらい、七福神を集めてみるのもおすすめです。

  1. 笠間稲荷神社(かさまいなりじんじゃ):寿老神による長寿のご利益

  2. 小網神社(こあみじんじゃ):福禄寿による厄除け

  3. 宝生弁財天水天宮境内(ほうじょうべんざいてんすい):弁財天による金運向上

  4. 末廣神社(すえひろじんじゃ):毘沙門天による病気平癒

  5. 椙森神社(すぎのもりじんじゃ):恵比寿神による財運の向上

  6. 松島神社(まつしまじんじゃ):大国神による五穀豊穣や縁結び

  7. 茶ノ木神社(ちゃのきじんじゃ):布袋尊による防災

公式サイト:https://www.nihonbashi-shichifukujin.gr.jp

浅草の七福神めぐりとご利益

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約4時間ほどで全てを巡れるのが、浅草の七福神巡拝コースです。浅草名所七福神詣は江戸時代から有名なもので、戦後の一時中断を経て昭和から復活し現在に至ります。古くから江戸の庶民に親しまれてきた歴史ある七福神スポットなのです。神社の周りは浅草らしい観光地もたくさんあるので、楽しみながら巡ってみましょう。

また、各社寺で福絵馬を頂いて完成させる福笹や、9つ全ての社寺の御朱印を集める色紙、御朱印を記載できる七福神の絵が描かれた福絵などが授与品として楽しめます。ぜひ授与品を参拝の記念にしてみてください。ちなみに社寺が9つあるのは、「集う」という縁起の良い意味を持つ「鳩」という漢字に由来しています。ぜひその縁起も意識して社寺を参拝してみてくださいね。

  1. 浅草寺(せんそうじ):大黒天による出世開運

  2. 浅草神社(あさくさじんじゃ):恵比寿神による厄除け

  3. 待乳山聖天(まつちやましょうでん):毘沙門天による良縁成就

  4. 今戸神社(いまどじんじゃ):福禄寿による縁結びと長寿

  5. 橋場不動尊(はしばふどうそん):布袋尊による夫婦円満

  6. 石浜神社(いしはまじんじゃ):寿老神による開運と延命長寿

  7. 吉原神社(よしわらじんじゃ):弁財天による商売繁盛と技芸上達

公式サイト:http://www.asakusa7.jp/map.html

鎌倉の七福神めぐりとご利益

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鎌倉ならではの小京都のような雰囲気を楽しみながら、各社寺を巡れるのが魅力。8つの社寺を全て周り、七福神のご利益を頂きましょう。電車を使用して4時間前後で全ての社寺を回れるので、半日観光として楽しむのもおすすめ。鎌倉幕府の守護神であり、鎌倉の文化の始まりともいわれている鶴岡八幡宮から巡るのが定番のコースです。

鎌倉・江ノ島七福神めぐりには、専用の御朱印や色紙などもあります。記念に購入して、全社寺の御朱印を集めるのも良いでしょう。また「江ノ島・鎌倉フリーパス」を購入すれば、藤沢から片瀬江ノ島間の小田急線と江ノ電が乗り放題になります。ぜひこのフリーパスを使って、七福神巡りと観光をお得に楽しんでみてください。近場に観光地や食の名所も多いので小旅行にもぴったりです。

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