自分の事を嫌いな人とはどう付き合う?6つのコツや対処法を心理学に詳しい筆者が解説!
自分を嫌いな人と仕事をしないといけないときの対処法
自分を嫌いな人と仕事をしなくてはならない時も、基本的に無関心でいることが1番の対処法です。しかし、仕事ではどうしても会話したり、協力したりしなくてはならないタイミングも多くあるでしょう。プライベートな人間関係のように、自分の意思で相手を完全に無視することは難しくなります。この場合は、なるべく仕事に集中して相手との接触を最小限にするのが最善の手です。ビジネスライクな態度、表情を徹底し迷惑なクレーマーを相手にする凄腕接客員のようなマインドを持ってみると良いかもしれません。
私情を一切挟まない接客のような態度は、相手に冷たい印象を与え嫌悪をぶつけてくる相手を柔軟に制裁できます。どうしても対応できない場合は、同僚や上司など第三者を挟んだ状態で相談すると良いでしょう。
なんとなく嫌な感じがする人・なんとなく苦手な人がいるのはなぜ?
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特に深く関わっていないのになんとなく嫌・苦手な人は、相手も自分に対して同じような感情を抱いていることが多いのです。そのため、相手と生理的に相性が合わなかったり、お互いに性格を誤解しあっていたりする場合に、なんとなく嫌・苦手な気持ちが出現しやすくなります。この場合は、自分も相手もお互いに対して完全な嫌悪感を持っていないことがほとんど。関係を改善したい場合は、このタイミングを逃す手はありません。軽く会話してみたり、仕事をアシストしたりして相手の態度を観察してみましょう。有効的なアクションを起こしたときに相手も友好的な雰囲気を見せたら、良好な関係は十分に築けます。
「直感的に嫌いな人」にはスピリチュアル的な意味がある?
直感的に嫌いだなと感じる人は、スピリチュアル的にまとっているエネルギーや波動の相性が合わないといわれています。生物はそれぞれ目に見えない高次の力に包まれているのです。その力は生物ごとに特徴を持っており、相性の良し悪しもあります。つまり「高次の力からすでに相性が悪いのだから直感的な嫌悪を感じやすくなるのは当たり前」ということ。直感的な嫌悪には従った方が無難でしょう。
また、自分自身を反射している人にも直感的な嫌悪は感じやすくなります。一見自分と同じような人には親近感が湧きそうなものですが、自分のネガティブな部分まで共通している人には直感的に拒否反応を示しやすくなるのです。自分が気にしている自分のコンプレックスや自分の負のオーラと同じものを持っている人は、直感的に嫌いな人になるでしょう。
自分のことを嫌う人・苦手な人とのコミュニケーションの取り方
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自分のことを嫌ってくる、苦手だとしてくる人とコミュニケーションを取りたい場合は、まず自分に非がないかをチェックしてみましょう。当たり前のことですが、嫌われる原因がこちら側にあることも少なくありません。何気ない発言や態度、誤解やアクシデントなど、意図していなくてもしっかりと理由ができて嫌われている可能性があります。
自分で理由を考えわからない場合は、周囲の人に聞いて嫌われた原因を分析してみてください。意外と周囲が相手からの愚痴を聞いていて、嫌われている原因を知っていることもあります。また、雰囲気的に可能であれば、本人に直接聞いてみるのもひとつの手です。謝罪ができたり誤解が解けたりすれば、そこから関係が好転する可能性もありますよ。
また、関係を進展させずにコミュニケーションを取りたい場合は、拒絶も干渉もしない態度を取るようにしましょう。相手の自分に対する嫌悪を否定せず、また干渉もしないフラットな態度を一貫してください。この態度をキープできれば、関係を悪化も改善もさせずにとコミュニケーションをとれるはずです。
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嫌い・苦手な人には拒絶反応が出る?心の病気になり得ることも
嫌いな人や苦手な人と長期間関わっていたり、コミュ人ケーションをとっていたりすると、あたり前ですが精神的な負担を抱えやすくなります。小さな嫌悪感の積み重ねで、心の病気を発症してしまう人も少なくありません。精神的な疾患は倦怠感や頭痛、吐き気や内臓痛など、さまざまな身体症状を引き起こす恐れがあるので要注意です。初期の精神的な症状は命に関わることは少ないですが、軽視してはいけません。心の病気も放置すればどんどん悪化してしまいます。少しでも違和感を感じた場合は、現在の人間関係から離れられるように対策をしたり、専門医のカウンセリングを受けたりしましょう。早期に治療を行えば、症状は深刻化しにくいといえます。
自分を嫌っている人・苦手な人との関係は対処法で乗り切ろう
自分のことを嫌いな人は、どんな人の人間関係にも必ず現れる厄介な存在です。どんなに自分で態度や言葉選びの対策をしたところで対処できるものではありません。時間や心を浪費しないように、うまく乗り切ることが大切です。自分を嫌い人が現れても決して自分を責めず、当たり前の法則として割り切るようにしましょう。また、本記事で紹介した対処法をうまく利用すれば、職場や学校などにいる嫌ってくる人にも柔軟に対応できるはずです。自分の意思だけで関係を断ち切れない場合は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
自分を嫌う人は当然のもの、宇宙の法則レレベルで必ず遭遇する相手として認識し、冷静に対処しましょう!