その2 幼少期の愛情不足
image by iStockphoto
愛されたい症候群になる原因として、幼少期の愛情不足も大きく関係しています。幼少期に、親の言う通りにしないと愛してもらえないという条件付きでの愛情しか受け取れなかった人や、頑張っているのに褒めてもらえなかった人は、常に人からの愛情を欲しがるようになってしまうでしょう。そのように愛情不足のまま育ってしまった人は、誰かに愛情をもらったとしても「もっと愛されたい」と過剰に要求してしまいます。
その3 自分のことを愛せていないから
自分のことを愛せていないことも愛されたい症候群になる原因です。自己評価が低いと自分のことを認めることができず、人から愛されることで自分の価値を測ろうとします。容姿や能力に強いコンプレックスがある人も、同じように自分自身を愛せないことから、人に愛情を求めるようになるでしょう。自分の長所も短所も含めて丸ごと受け入れることができるようになったら、人からの愛情を過剰に求めなくなるはずです。
愛されたい症候群の対処法3選
image by iStockphoto
恋人からの愛情に満足し、幸せを実感する為には一体どうすればいいのでしょうか。ここでは、愛されたい症候群の3つの対処法についてご紹介します。
こちらの記事もおすすめ
恋愛依存症になってしまう人の3つの特徴や原因とは?辛い依存症を克服する方法まで恋愛依存から抜け出した筆者が解説! – Mistory[ミストリー]
その1 身の回りの幸せを見つめる
愛されたい症候群を改善するには、すでに今自分が持っているものに感謝し、身の回りの幸せを見つめるようにしましょう。愛されたい症候群は、満たされない愛情や幸せが原因で発症してしまいます。そのため、自分に足りないものばかりを探すのではなく、すでに今自分が抱えている幸せを見つめて満足することが大切です。身の回りの人や環境に感謝すると、徐々に心が満たされていく感覚に分かるでしょう。
その2 相手に見返りを求めない
愛されたい症候群を改善したいなら、相手に見返りを求めないことが大切です。「なんでもっと早く連絡を返してくれないの」と相手に対して要求が強くなってしまう時は、いったん冷静になることを心がけましょう。また、なかには傷つくことを恐れて自分から愛情を示すことができない人もいます。その場合は出し惜しみなく愛情表現をする練習をしてみましょう。すると相手にも良い印象を与えられて、自然な愛情が返ってくるはずです。
その3 一人で楽しめることを見つける
愛されたい症候群の改善には、一人で楽しめるものを見つけることも効果的です。恋人と一緒にいない時にも、自分一人で夢中になれる趣味や没頭できる仕事があると、相手へ依存することが少なくなります。また、趣味や仕事のスキルアップを図ることで、成長していく自分に自信を持てるようになり、自立へと繋がるでしょう。その結果として、愛されたいという強い衝動が徐々に収まっていくはずです。