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パワハラとモラハラにはどんな違いがある?起こるシチュエーションや対処法についてビジネスマン歴30年の筆者が解説

近年、様々な場においてパワハラ・モラハラの問題が大きくクローズアップされてきいます。中でも就業中の業務とは関係のない言動で人格を否定し、相手を叱責することが問題になっているのです。そこで今回の記事では、パワハラ・モラハラが起こるシチュエーションや対処法などについて、ビジネスマン歴30年の筆者が解説していきましょう。

パワハラとモラハラは何が違うの?

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最近の職場で問題視されているパワハラやモラハラ。この2つは同じような行為と受け止められがちですが、根本的に定義が異なることをご存知でしょうか。実際にどのような違いがあるか解説していきます。

1.パワハラの定義

厚生労働省によるパワハラの定義をみてみると、理解しやすいでしょう。厚生労働省の見解を要約すると、「職場や会社での優位な地位を利用し、業務上執拗な言動をすることにより労働者の就業環境が阻害される行為」と解釈することができます。ただし、業務上必要で妥当な範囲で行われる業務指示であれば、パワハラには当らないとされているのです。

2.モラハラの定義

一方のモラハラの定義を見ると、「言葉や態度・身振りなどで相手の人格を傷つけることや肉体的・精神的な苦痛を継続的に与えて、嫌がらせすること」ということになります。パワハラに似ているものの、根本的な違いはその行為が発生する場所が職場だけではないという点。モラハラは職場の上司・部下・先輩・後輩間だけで起こるものだけでなく、親・恋人・配偶者など身近なところで起こることもあるのです。

特に被害者の多くは、家庭と職場でモラハラを受けている傾向があります。 しかもモラハラをする人自身が加害者意識が低く、加害者・被害者両者が性格や考え方に大きな差が生じているのです。

3.パワハラとモラハラは混同しやすい

前項でパワハラとモラハラの定義についてお話しましたが、どうしてもこれら2つは混同しがちです。ここで改めて2つの違いを整理すると、モラハラは「精神的な嫌がらせや相手のプライドを傷つける発言・行動」と解釈することができます。また、職場で優位な立場を利用したパワハラもモラハラの中に含まれると言ってもいいでしょう。尚、セクハラや妊娠や出産などのマタハラもモラハラになり、解釈される範囲が広いわけですね。

何よりも大切なことは、パワハラ・モラハラを区別することなく、いかにハラスメントを防いでいくかが重要なことを忘れてはなりません。

どんなことがパワハラに該当する?

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ここからパワハラとはどんな行為が該当するか、見ていくことにしましょう。

1.言葉によって相手を傷つける

1つは言葉で相手を傷つける行為が挙げられます。相手を大声で脅迫したり、汚い言葉で侮辱したり暴言をぶつけて精神的に追いつめていくのです。特に「お前は役に立たないから会社を辞めてしまえ」といったような人格否定は典型的な例と言っていいかもしれません。

2.精神的な攻撃をされた時

精神的な攻撃もパワハラになることがあります。具体的には、相手に適切な仕事を与えないというケースがありますが、本人の能力を考慮しない業務配置もパワハラとなることがあるのです。

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